起業してわかった!会社員はバカバカしいと思う理由|真面目に働くだけ損をします
筆者は長年に渡って会社員として働いてきました。
そして、2020年末、コロナ禍の真っ最中に会社を辞めて起業しました。
あれから1年経過して不安から確信に変わったことがあります。
それは
「会社員なんてバカバカしい」
「どれだけ早く会社員を辞められるだけのスキルを身につけるかが人生を楽しく生きるための全て」
だということを。
起業するまで、こんな考え方は一ミリもありませんでした。
しかし実際に起業してみて、この真実にようやく気づくことができたわけです。
なぜ、会社員として働いている時は気づかず、
毎日の現状が全て正しい、正解だと信じて疑わなかったのか?
そしてそんな状況からどうやって脱出できて起業という決断ができたのか?
お話します。
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会社員であることを疑わない心理状況は「洗脳」と同じ
筆者は大学を卒業してから、20年以上、ずっと会社員として働いてきました。
なぜなら、それ以外の選択肢が頭の中に存在しなかったからです。
・大企業に就職すると親が喜んでくれる、親に心配をかけない
・会社員であることで毎月給料がもらえて生きていける
・会社員であることで社会的信用が得られてローンやクレジットカードも作れる
つまり、その逆をいえば
会社員である状態を失うことは、毎月の収入が絶たれ生活していくこともできず、親や親戚、社会からダメな人間として評価を落とすと考えていたわけです。
一方で起業して経営者になることは、自分にとっては無理なことで
特別な限られた一部の人に与えられた特権みたいなものと考えいました。
今となっては、これは全部「嘘」であり、間違っているわけですが、会社員として働いている時はそれについて疑問を感じていなかったわけです。
その証拠として、実際に多くの会社員は
「ボーナスが上がった、下がった」
「会社からの人事評価によって昇級昇格した、減俸降格した」
「転職で給料がアップした」
そんなことばかりを気にしていますよね?
そして
「月額1万円の給料がアップしたら嬉しい」
「ボーナスがもらえて嬉しい」
そんなことばかりに振り回されている自分がいるわけです。
この状態はまさに「会社員として洗脳されている状態」だと思います。
実際に起業した結果、ようやくその洗脳されていた自分に気がついたわけです。
実際のところ冷静になって考えてみましょう。
・あなたが月給1万円アップしている裏では管理職や経営層はそれ以上のお金をもらっている
・あなたのお陰で会社の売上業績がアップしても、たかが月給1万円アップだけど、その裏では大して仕事もしていない人がそれ以上のお金を手にしている
・ボーナスは本来もらえる給料を分割にしただけでの「まやかし」である
・人事評価はあくまでもその会社における評価であり、あなたを評価している会社や上司が必ずしも、あなたより優秀とは限らない
もし、あなたが優秀な会社員で、年収1000万円貰っているとするとしましょう。
あなたはとっても満足しているかもしれません。
しかし、あなたという優秀な人材を1000万円で雇い、それ以上の利益を生み出しているという会社視点で見ると「たった1000万円で優秀な人材を雇えている」という視点も存在するわけです。
でも会社を辞めたら収入がなくなる、社会的信用も失う
あなたはそう考えるかもしれません。
だからこそ、多くの人が会社員を辞めることができず、働き続けています。
私の知り合いにも多くの人が会社員を続けています。
「自分には能力がない」「転職すら不可能だ」
と考えている人は、今の給料に満足して、その会社に居続けているわけです。
しかし、ここで問題なのは
「自分には能力がない」「転職すら不可能だ」
という考えに支配されて、それを疑わない状態こそがまさに
会社員として洗脳されている状態なのです。
ここから一歩踏み出し、洗脳から脱出するのは簡単な話ではありません。
しかし筆者の場合は、洗脳が解ける「ふとしたきっかけ」がありました。
会社員であることに疑問を持ち、脱出できたきっかけ
かつて、筆者は転職をした結果、年収はアップして1000万円に到達しました。
金額面における転職としては大成功と言える結果でした。
しかし、この転職先の会社でちょっとした疑問を持つようになったのです。
転職先の会社から見ると
年収1000万円で筆者の経験やスキルなど「頭の中に入っているもの」を買った
という意図が明らかに見えてしまったわけです。
転職以降、私の頭の中にあるスキルを吸い出し、換金することに、その会社は注力するようになりました。
本来、会社という組織で働くメリットとしては、その会社でなければ得られない資金や組織力、人脈みたいなものを、転職した我々が使えることにあるのですが、その会社にはメリットがありませんでした。
よって私の人脈やスキルを使い、お金を稼ぐことに対して1000万円という給料の価値を感じて採用したわけです。
これはある意味、会社側の視点から見ると「当たり前のこと」かもしれません。
しかし私の視点で見れば、私が会社を利用するメリットがない時点で、この会社で働かず、自分で商売した方がいいんじゃないか?
と思ったわけです。
これが会社員という洗脳が解けた瞬間でした。
そして、この会社以前に勤めた会社においても、結局、利用されているだけだった
という事実をこの瞬間に悟ってしまったわけです。
人生を無駄にしないために、20代30代の時にやるべきこと
私の古い知り合い、同僚はいまだに会社員として同じ会社で働き続けていますし
転職をすることはあっても、同じような会社に転職しています。
つまり
会社員という呪縛、洗脳から抜け出すことができず生きているわけです。
洗脳から解かれて、わかった上で会社員をやっているなら全然問題ないですし
会社を利用しようと、転職によってスキルアップを続けている人も全く問題ありません。
しかし多くの人は会社員であることを疑わず、生きているのが現状なのです。
この状態は極めてヤバイ状態だと断言します。
なぜなら、これからの世の中は会社という組織よりも「個人」の力、能力がとても重要になるからです。
わかりやすい具体例を挙げると、youtuber事務所のUUUMが所属youtuberを半分まで減らしたというニュースがありました。
これは一見、UUUM単体のニュースに見えるかもしれませんが、実はここには深い真実が存在します。
UUUMという会社に対して、所属していたyoutuberが社員と考えるならば、このニュースからわかることは、会社という組織の存在意義が失われつつあり、その一方で時代は「個」にフォーカスされつつあるといえます。
会社に所属しなくても仕事は見つけられるし、生きていける
会社はただの中抜きにしか過ぎない
とも言えるわけです。
まとめ
会社員でなければ生きていけない、そんな状態では、これからは生きていくことはできません。
いずれ来るであろう「定年」の後も
我々は生きて行かなければなりません。
しかし会社員として定年を迎えた人の多くは一人で稼ぎ生きていくことはできないのです。
だから、今現在、会社員であっても
生きていくためのスキルを身につけて、来るべき日に備える必要があります。
もし、それができずに歳を重ねてしまっているなら、いずれ後悔します。
いきなり起業しろ!とは言いません。
しかし筆者のように転職を重ねてスキルや経験を身につけて、いつても起業できる状態に持っていく努力は怠るべきではないと思います。
実際のところ私が起業できたのも、これまでの転職や会社員生活によって得られた経験とスキルによる部分があります。ですから会社員であることを否定するつもりはありませんし、むしろ感謝しています。
ただし、いずれ会社員では生きていけない時代になるのが確実に見えている状況で、何もせず、現状をただ生きているのは、確実に未来のどこかで後悔することになるでしょう。
まずは転職してスキルを身につける!
それだけでも人生は大きく変わります!
一歩を踏み出す決断をしましょう。
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