男だけどマツエクをやってみた理由
女性だって、みんなやっているわけではない
まだまだ付けまつげの方がメジャーだったりするのですが、それなのに男性でありながら、「マツエク」をはじめて1年が経過したので、そろそろ、いろいろ喋ってもいいんじゃないか!ということで私が男性だけどマツエクをはじめた理由について、今回ご紹介していきたいと思います。
私がマツエクを始めた理由、それは・・・
目元がシャープになるので見た目の印象がかわるから
明らかにまつげをつけている「付けまつげ」に比べて、マツエクは自然な感じで目元をシャープな感じにできるから
という点に集約されます。
いいかえると印象を良くする手段であり、加齢によって中年おっさんぽくなりたくない、いつまでも、かっこよく居続けたい!
という思いがありました。
いわゆる、モテたいという思いがあったわけです。
そこで、男性にとっては未知なる領域のマツエクについて、今回、実際に1年間やってみて気づいたことを、この分野の先駆者としてお伝えしていきたいと思います。
初心者が知っておくべきマツエクの基礎知識
マツエクと付けまつげの違い
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簡単に説明すると、完成しているまつげを接着剤でくっつけるのが付けまつげ
安くて時間もかからず、目元を盛れるアイテムとして多くの女性が使っているアレです。
一方で、1本1本既存のまつげに対して増毛していくのがマツエクこと、まつげエクステです。
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原材料は安いのですが、専門の方による施述が必要なので時間がかかります。結果、ほぼ人件費なのですがお金もかかります。
その代わり違和感ない、自然な感じでまつげの増毛ができるというメリットがありますし、付けまつげは、完成した「付けまつげ」をただつけるだけなのですが
マツエクは自由な本数、質感、付け方をできるのが大きな特徴となります。
マツエクは既存のまつげがないとつけられない!?
はじめて知った時は衝撃的でしたが、マツエクは既存のご自身のまつげに対して人口毛をつけていくことになるので、ある程度、自分のまつげがないとマツエクができない、またはマツエクの施述に影響がでてきます。
実は多くの男性は(私もそうでしたが)
まつげを抜いてしまうような癖を持っている人が多く、そんな人はすぐに十分なマツエクができないケースがあるので要注意です。
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よってご自身のまつ毛が十分にない場合は、まつ毛美容液などを使った「まつ育」から始める必要が男性の場合が多いようです。
マツエクはどのくらい持つの?
使用する接着剤の強度にもよるらしいのですが
だいたい3−4週間ですべてのマツエクが取れてしまうという特徴があります。
つまり、一度つけたら洗顔や日常生活でどんどん取れていくというマツエクは「消耗品」なのです。
つまり3−4週間でいつも通りの自分のまつ毛に戻ってしまうので
その前にマツエクサロンに通うということになりますが、ここからも維持コストがそこそこかかるのがマツエクなのです。
メンズにおすすめなマツエクの種類はセーブルのJカール!それって何?
はじめてマツエクをする男子にとって最初の関門が
いろいろ選択肢がありすぎるマツエクの種類の中から、どれを選ぶのか
というところかもしれません。
マツエク用の人工毛には3つほど種類があり、この中から選ぶことになります。
シルク:艶のある太さが特徴。あきらかにマツエクやっている感でます
ミンク:自分のまつげの材質に近い印象なのでナチュラルなマツエクが可能
セーブル:シルク、ミンクに比べると軽くふわふわした材質。マツエクをやっている感覚がなくなる人工毛
メンズには自然で軽いつけ心地のセーブルが圧倒的におすすめです。
またマツエクにはまつげ自体のカールも選べます
メジャーなのはCカール、Jカールというもの。
そのアルファベットの形の通り、カーブがかかっているのがCカール
ややかかっているのがJカールとなり、メンズの場合はJカールを選んでおいた方が
あきらかにマツエクしている感はないと思います。
男性もマツエクやって居る人いるの?
初心者にとって、これは気になる点ですが
正直なところサロンにいっても、男性とかぶったことはありません
だんせのお客さんはいるのですが、バッティングしないくらいに女性に比べればまだまだ少数というわけです。
一方で、女性の場合はマツエクをしていることを公言しやすい環境にあると思いますが、男性の場合、自らマツエクをして居ることを公言する人はほぼいないと思います。
でも、いわないだけでやってる人は多く、マツエクをやって居る人で、人間洞察力の高い人ならパッと見で、この人はやっている、やっていないを見破ることがきます。
私も見破ることができるようになってしまいましたが、本当にたまーにやって居る人がいるという程度なので、男性にとっても広まりつつあるものの、まだまだこれからというのが実態かもしれません。
マツエクは周囲に気づかれるの?
出会った瞬間にマツエクやっていますか?と聞かれたのが1回だけ
あとは、なかなか気づかれるものではないと思います。
でも、目を閉じるとマツエクをやっていることがすぐにわかるので(わかるらしいので)その瞬間に目があうと気づかれる率は上がると思います。
でも、こちらからやっていると伝えないとわからないケースがほとんどですね
マツエクは高い?始めてのメンズマツエクでお店の探し
マツエクの場合、片目40本増毛、両目で80本くらいがスタンダードで
両目100本、120本と回数を重ねるたびに本数が増えていくというストッパーが効かない状態いなりがちです。私も最初は80本スタートでしたが、いまでは120本つけています。
値段はピンキリで1本50円が安いお店で
高級店になると1本100円くらいになるようです。
よって両目100本の場合、5,000円から1万円程度の振れ幅がお店によって発生することになります。とはいえ1本50円のお店でも十分満足できる施述は受けられると思います。
お店はhotpapper beautyなどで「メンズOK」というお店を探すのがてっとり早いのですが、最近は美容院でもメンズ向けマツエクメニューを用意しているところもあるので、選択肢は以前に比べると拡大傾向にあるかもしれません。
メンズがマツエクをすることに対するメリット
マツエクをやると性格が積極的になる?
マツエクをやると確実に目力がアップします
目力がアップすると、ちゃんと相手の顔を見て話ができるようになります
結果、性格が明るく積極的になる、というメリットは十分あると思います。
整形をすると性格も明るくなったという話をよく聞きますが、それに近いようなプチ整形効果のようなものがマツエクにはあるんじゃないか、と個人的に思います。
マツエクで花粉症が軽減!?メリット
マツエクをすると、洗顔も注意が必要ですし(注意して洗顔しないと1本50円のマツエクが抜けてしまうから)
目をこするという行為をしなくなります。
結果、花粉症シーズンでも目をこすらなくなるため、花粉症の症状が大幅に緩和されたという副次的メリットが今年の春は感じられました。
マツエクを始めた結果、花粉人生史上、もっとも楽な花粉シーズンだったのです。
女性との共通の話題がつくれる
マツエクをすることで女性と共通の「美」に関する話題ができるというのは会話のきっかけとしてはかなり有効じゃないかと思います。
意外にも男性がマツエクをしていることに対して
ネガな反応を示す男性は多いのですが
ネガな反応を示す女性がほぼいないというのが、これまでの実感でした。
むしろポジの反応を示す女性が多く、普通にマツエク談義でもりあがったりしました。
マツエクによる意外なデメリット
とにかくお金ががかかる
これは先ほど説明した通りお店にもよりますが
1本50円から100円まで施述にお金がかかります。
そして3ー4週間で取れてしまうという消耗品であるため、2ヶ月で3回、マツエクサロンに通う必要があり15,000円から30,000円というコストがかかってきますので、結構な出費になると思います。
さらにマツエクをするためには、「まつげ育毛」も欠かせませんので、まつげ美容液の購入費用なども別途かかってくることになります。
目がかゆくてもこすれない、洗顔にも注意が必要
日々の癖として、目をこすることが多い人はマツエクをするとこすれなくなりますし、雑な洗顔ができなくなるという面倒臭さはあります
健康診断の眼圧検査、視力検査が面倒
こちらは最近、人間ドックにいってはじめて気づいたことなのですが
眼圧の検査でマツエクのまつげがじゃまになって検査官の人にまつげを持ち上げてくださいwみたいな指摘を受けたり
視力検査の際にも長いまつげが邪魔になるようなことはありました。
まとめ:1年間マツエクをやってみてわかったこと、モテたのか?
最後に実際に1年間やって見た結果の感想をまとめつつ、読者のみなさんが一番きになるであろう「モテたのか?」という点についてご紹介していきたいと思います。
まず1年間やってみたわかったこと、それは
「一度始めたらやめどきがみつからない」
「やめるということ=目元がダサく、カッコ悪くグレードダウンすること」
なのでずっとやり続けるしかなくなってしまった
ということは言えると思います。
個人的にはそれで十分満足しているのですが、美に対してお金が出せなくなった時は一挙に加齢が進みそうでw
これから始めようと思っている方はやり続ける覚悟は必要かもしれません。
そして肝心のモテたか?という話については
モテたか、どうかはわからないけど、圧倒的に女性との会話量は増えて積極的なったというのは事実としてあるかもしれません。
それは自分に自身が持てたという点と、やはり女性との共通の「美」に対する会話ができるようになったということに尽きると思います。
実際に「美」に対して語り合える男性はまだ世の中的には少数だと思いますので、そういう男性に対する女性側のニーズはそこそこ存在するのかもしれません。
というわけで、今回、マツエクに対して実際に1年間やってみた感想をまとめてみました。これから検討している方はぜひ参考にしていただければ幸いです。