iPhone11proなどスマホカメラ高性能化で参入ハードルはさらに低下
iPhone11proに代表されるように、スマホカメラの高性能化で
誰でもプロ並みの動画を撮影し、世界に向けて発信できるようになりました。
そして、最近は誰でもスマホを持っているのが当たり前の時代で
ネットインフラの充実により、いつでも動画を撮影しネットにアップすることができるようになりました。
つまりスマホがあれば、いますぐ、今日からyoutuberとしてデビューすることができるわけです。
「でも、youtube投稿やyoutuberってスマホだけでなれるの?」 (スマホだけで撮影した動画って見てくれるの?儲かるの) |
という疑問が出てきますよね。
でも実際にはスマホだけでyoutube投稿をして人気を得ている人がいるのも事実です。
とはいえスマホだけですと、動画編集等でどうしても制限は出てきますが
PCで編集したから、動画として観てもらえるか、というと必ずしもそうならないのがyoutubeの世界です。
そこで、今回はスマホ1台だけでyoutubeで動画投稿を始めるための成功の秘訣についてお話しします。
スマホ1台でyoutube投稿を始める方法
iPhoneの場合は動画投稿環境がかなり充実してるのでおすすめです。
動画を撮影する
↓
iMovie(iPhoneに標準で付属している動画編集アプリ)で編集する
※簡単な文字を入れて動画のブツ切りによる簡易編集がすぐできます
↓
garage band(iPhoneに標準で付属している音楽制作アプリ)を使えば
簡単なオリジナルBGMもつくれます
↓
編集後、youtubeチャンネルにアップロードするだけ
スマホだけでも撮影はできますが、できればスマホホルダー付きの三脚があると便利です。こちらはスマホホルダー付きはもちろん、リモコンまでついていて、実勢価格は2,000円くらい。
さらに、もう少し予算がかけられるなら、別売りマイクがあると尚良いです。
なぜなら、最近のスマホはカメラ性能は大きくアップしたけど、マイク性能はまだまだ不満あり。マイクまでこだわれると、ライバルに差をつけられますよ
Youtube/Youtuberで成功できない5つの理由
なぜ、youtube、youtuberとして成功できないのか
その理由について、今回あげた5つの理由でほぼ説明できます。
つまり、これを解決できればyoutubeとしての成功確率が高まりますし、多くの人はこれができていません。
①youtube投稿を始める人が圧倒的に少ない
まず、多くの人がyoutubeを始めようと思っても、始めずに終わってしまいます。
youtubeがこれだけ話題になっていますが、実際に始めようとする人の数の絶対的な人数が少ないのです。
これから、さらに増加することは確実ですが、まず「はじめること」をクリアできれば大きく前進します。
これは下記のような事象に似ています。
・宝くじを当てたい、でも宝くじは買わない ・ブログで稼ぎたい、でもブログはやらない ・体を鍛えたいけど、でも今日から筋トレはやらない |
多くの人が行動することができません。
だからこそ、youtubeを今日から始めることができれば、成功に向けたスタートを切ることができます。
②youtubeの動画を継続的に投稿できる人が少ない
youtube投稿を開始できたら、次にクリアしなければならないハードルが
動画を継続的に投稿できるかという点になります。
トップユーチューバーでさえ毎日投稿は20%以下というデータがあります
一般のyoutubeチャンネルは作られ、更新されずそのまま放置されているのが現状です。
有名な言葉に「3日坊主」という言葉がありますが
youtubeに限らず3日継続することもできない人が多いのです。
企業がつくるyoutubeチャンネルでさえ毎日更新できているチャンネルは稀です。
それゆえに、youtubeの動画を毎日投稿できると圧倒的に成功確率はあがります。
③誰に向けた動画なのかターゲットを絞りきれていない
動画を作成して毎日1本ずつアップすることができたとしましょう。
その次のハードルとして
その動画が誰に向けた動画なのか、視聴ターゲットを明確にすることで
その視聴者に向けた動画制作ができるようになりますので、さらに成功確率がアップします。
次の4つを整理できるだけでも、視聴者のターゲット像が明確にできます。
・年齢
10代と40代では映像に対する好みは全然違います
・性別
性別も映像に対する好みを大きく左右する要素です
・職業
会社員か、それとも学生か、youtubeの視聴時間帯は?
視聴できる時間帯を明確にすると、その時間にあわせた動画公開をすることで視聴機会を増やすことができます。
・趣味嗜好
どんな趣味があるのか?美容系か、ソロキャンプか、自電車か、車か、グルメか、「年齢」「性別」「職業」と「趣味嗜好」を掛け合わせることで、視聴ターゲット像がかなり明確になります。
例えば
40代×男性×会社員×カメラ好き
とした場合、
「可処分所得の高い、高価な一眼レフカメラを使ったチャンネル」
といったターゲット設定ができます。
あとは、もっとターゲット像をニッチに寄せて
まずは一部の熱狂的なファンをつくれるよう、設定できると尚良いです。
④youtubeの投稿動画が時代のニーズやトレンドにあっていない
ターゲットは設定できたけど、それでも再生回数が伸びない、ファンが増えない場合は、そのターゲットから導き出したチャンネル設定が、
時代のニーズやトレンドにあっていない場合があります。
もちろん、時代のニーズやトレンドに逆らって、自分だけのチャンネルを開設して、それを信じて貫き続けることで、結果が出る場合もあります。
(むしろエンタメの世界は、自分を信じて貫き続けた人が成功した例も数知れません)
しかし、結果が出ないとモチベーションは萎えてしまいますから
結果を出しやすくするには
現時点のyoutube界隈のトレンドをチェックして
次になにが流行りそうかニーズとトレンドに沿った映像を作成するのが成功の近道です。
⑤PDCA(ピーディーシーエー)をまわせない
最後に成功するために重要な項目はPDCAを常にまわせるかという点です。
PDCAとはマーケティング用語で
P(Plan):計画を立てる
D(Do):実行する
C(Check):評価、確認する
A(Action):改善する
このサイクルは1回で終わらず、PDCAは永遠に続ける必要があります。
これによって同じ失敗を繰り返さず、成功の打率があがっていくイメージです。
動画制作に当てはめるとこんな感じになります。
P:こんな動画ならウケると思った
↓
D:動画を制作して投稿してみた
↓
C:動画が再生された/再生されなかった
なぜ再生されたのか、再生されなかったのか原因を突き止めた
↓
A:改善するために動画制作を見直した
つまり、やったことに対する、反省と振り返りができればいいのです。
でも、これはyoutubeに限らず、ビジネスの世界でも
きちんと、反省、振り返りをして、次に活かせる人は本当に稀です。
多くの人が成功したら、その嬉しさに埋もれて、成功した本当の理由を探そうとしませんし 失敗したら、その原因を追求することは非常に辛いことなので、失敗を直視しようとしません。 |
よって、これができると大きく成功の打率があがりますし
他の人ができていないことなので、大きな武器になるのです。
【チャンスあり】何がウケるのかわからない、トレンドが半年単位で変わる
最後に現在のyoutubeはかなり特殊な状況にあります。
トレンドが半年単位で変わっており、新しいyoutube動画のジャンルが続々と登場しているのです。
ここ最近、漫画系YouTubeチャンネルの勢いが凄い
— はまねこ@横浜人-YOKOHAMAZINE- (@yokohama_zine) November 18, 2019
これまで新規ゲームタイトル立ち上げの一環で、漫画誌で連載を仕込んでいたけど、
これからは漫画系YouTubeチャンネルを自前で作れば済む話になってきた
YouTubeにファンをプールできれば、アプリストアにも誘導できるし転換率も高い #YouTube
たとえば、先日、こんな投稿をしましたが
漫画系youtubeチャンネルはここ半年で急激に人気をあげており
今後、1年程度で紙の漫画に大きな影響を与える可能性があります。
漫画は紙や電子書籍で読むものから、動画で読むもの
という地殻変動(パラダイムシフト)が起こる可能性を秘めています。
パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。パラダイムチェンジともいう。出典wikipedia
この地殻変動に気づいている人は結構いて、続々とyoutubeにシフトしつつあります。
これは、個人だけでなく、企業も気づき始めており
たとえば漫画だけでなくアニメの放映をテレビからyoutubeに切り替えている企業が出てきていますので、これから数年後にはエンタメ系は全部、youtubeに吸収されている可能性があります。
「でも、私は漫画が描けないから、何もはじめられない」
と思うかもしれませんが、漫画はあくまでも一例であり
他にもいろいろな可能性があります。
ヒントは
「youtubeや動画に置き換えられるあらゆるもの」
が可能性があります。
かつ、ターゲット設定ができ、差別化ができ、
できれば、あなたが、それを好きで毎日投稿も苦ではなく続けられるものなら
最高ですね。
そして、まずは思い立ったらスマホ1台で始められますから
いますぐスマホから始めて、結果が出たらMACや機材を買い揃えて本格参入してもいいのです。
まずは行動を起こすことが必要です。