【ラミレスも経営】いま横浜みなとみらいエリアでクロスフィットが熱い
最近、横浜ではクロスフィットが熱いです!
横浜ベイスターズの元監督ラミレスさんも横浜元町でクロスフィットジムを経営していますが、横浜みなとみらいエリア周辺では近年、多くのクロスフィットジムが続々とオープンしています。
そんな中、筆者も完全な事前情報なしで最近クロスフィットジムに通い始めて、知らなかったことがいろいろわかってきたので、これからクロスフィットを始めようと思っている方の参考になれば、と思い今回、クロスフィットの魅力、初心者が必ずぶつかる素朴な疑問について解説していきます。
よろしければ、これから始めようと考えている皆さんの参考になれば幸いです。
クロスフィットって何?
そもそもクロスフィットって何?という話をしなければなりません。
個人的にはライザップのようなパーソナルトレーニングにも通っていましたし、ゴールドジムにも行っていました。(ただしマッチョではない普通体型ですが)
そんな中でクロスフィットという名前から持っていたイメージは
「みんなで一緒にトレーニングをするスポーツジム」
という印象だったのです。
しかし、実はクロスフィットはちょっと違っていました。
クロスフィットは2000年にアメリカで設立されたフィットネス団体であり競技化されたフィットネスだったのです。
ダンベルやバーベルなど様々な器具を使って競うトライアスロンみたいな競技がクロスフィットであり、主にアメリカでは人気の競技スポーツになっています。現在、世界に1万件以上のクロスフィットのフランチャイズが存在し、その半分はアメリカにあります。
実際にクロスフィットジムに通うと様々なワークアウト(=トレーニングメニュー)をこなしながら約1時間にわたって体を動かしいくのですが、実は各トレーニングは、クロスフィットという競技の一部種目を分解したような内容になっています。
私も実際に入った時は、ただダンベルを持ち上げる動作でトレーニングを行う「みんなでいっしょにやるスポーツジムのクラス」といったイメージを持っていましたが、実はクロスフィットという競技の一部をいろいろやっていたというわけです。
こちらの映像は2020年版のクロスフィットの競技映像ですがボールや鉄棒をつかったり、ダンベル、バーベルも使うのですが走ったり、水泳もあるんですよね。つまりこれって非常に細かい運動を組み合わせたトライアスロンみたいなものなのです。
実際のところ競技は1日ではなく数日かけて行い、総合的な運動能力で競われます。ダンベルをあげる力があっても走れなければ上位には入れないし、走りや水泳が素晴らしくてもダンベルが上がらなければ話にならない、というわけです。
よって映像を見ていただくと極端にマッチョな人がいるというわけでなく全体的に統一感のあるバランスのとれた体作りが必要であり、かつ実践的で見た目だけでなく使える筋肉が求められるというわけです。
これがクロスフィットなのですが、一般人の私からすると、ここまでマッチョを目指しているわけではないですが、日常生活で無理なく使える程度にトレーニングできそうなスポーツである点が魅力に感じた部分でもあります。
私がクロスフィットを始めた理由
ところで私がクロスフィットを始めた理由はちょっと変わっています。
コロナ禍によって、ほぼ100%の在宅勤務が続き、誰ともリアルな対面で話しをしない日が続きました。ZOOMなどのオンライン会議はあるものの、それはあくまでも画面越しの話です。
さらに通勤電車に乗らなくなったこともあり、圧倒的に体を動かす時間が減ってしまいました。その結果どうなったかというと
・人と話す機会が激減し、ちょっとメンタル的に病みつつあった
・体を動かす機会が激減し、筋肉が落ちフィジカル的に病みつつあった
この2つが組み合わさったような状態になりつつありました。
「病みつつあった」という表現をしましたが、そこまで病んではいないものの自分の意識の中で
「この在宅業務ってやつはヤバい、人間をダメにしてしまう」
と感じるようになってきました。
クロスフィットは「体を動かし、人との会話も作れる」という点でコロナ禍の中で抱えていた私の課題を一挙に解決してくれる方法だったわけです。
実際のところ両方解決してくれており、コロナ禍でありながら私人生でいま最高にメンタル、フィジカルとも充実しています。これもクロスフィットに通ったおかげです。
ちなみに筆者はコミュニケーション能力は高くなく、むしろ仲良くならないと会話も弾まない「人見知り」な人です。そんな人見知りな人でも、簡単にコミュニケーションができるようになったのはクロスフィットが持つ「みんなで一緒にトレーニングする一体感」にあると思います。これについては後ほど、「クロスフィットのメリット」というパートでお話します。
私自身ですがクロスフィットのお陰で、さらにメンタル、フィジカルが元気になったことがきっかけで
「でも在宅業務で全部仕事ができるなら会社員でなく独立した方がいいよね」
という考えになり、こちらの記事でも書いていますが。いままで一歩が踏み出せずにいた独立、会社設立に踏み切れたという流れにも繋がっています。
わずか数カ月前に入会したクロスフィットのお陰で人生が変わり始めたというわけです。
初心者だけどクロスフィットジムが楽しい6個の理由
ここまで読んで頂けたら、なんかクロスフィットについて興味が出てきましたよね?
クロスフィット競技に出場するまでもなくても、一般的なスポーツジムよりも楽しそうに思えてきたかもしれません。
実は筆者はライザップのようなパーソナルトレーニングや、ゴールドジムの入会歴があります。これらに対して100万円以上はお金を使ってきました。しかし、断言できることは、これらパーソナルトレーニングや、スポーツジムと比べてもクロスフィットは圧倒的に楽しいのです。
パーソナルトレーニングや、スポーツジムと比べてどこが楽しいのか、実体験を通してわかった6つのポイントでご紹介します。
ひとりではなく仲間がいる(コミュニケーションがある)
クロスフィット最大の魅力はひとりではなく、必ずコミュニケーションが発生するという点にあります。
クロスフィットジムの大きさにもよりますが数人から10人くらいが1時間にわたって一緒のプログラムをこなします。プログラムをこなしていく中で参加しているメンバーや、トレーナーさんの間で必ずコミュニケーションが発生するのです。
しかも、ただの見知らぬ人ではなく、ちゃんとお互いに名前で呼び合います。鈴木さん、佐藤さんといった苗字ではなく、もし「鈴木一郎」なら「ichiro」と呼ぶわけです。
この名前で呼ぶという点もコミュニケーションの距離を縮めてくれて会話が生まれます。
会話が生まれるという点において、コロナ禍の中、在宅業務で1日1回も誰とも会話をしなかった私にとっては良い刺激になりました。
仲間が応援してくれるから頑張れる
クロスフィットジムには様々な人が参加しています。
日本人だけでなく海外の人もいますし、年齢、性別も様々です。体力や筋肉量もバラバラですから同じメニューであっても、同じペースでこなすことはまず不可能です。
しかし遅れてしまった時、クロスフィットはチームで行うトレーニングですから先に終わった仲間が応援してくれます
「頑張れ!できるぞ!あともう少しだ!」
これはスポーツジムで、ひとり孤独に淡々とトレーニングをしている状況とは全く別の世界が存在します。パーソナルトレーニングの場合はトレーナーさんが声をかけて励ましてくれますが、あくまでも1人のトレーナーさんの声に過ぎません。
クロスフィットの場合は参加しているメンバー全員が応援してくれるので、最後まで頑張ることができるというわけです。
トレーニングのバリエーションが多くて飽きない
クロスフィットの場合はとにかくトレーニングバリエーションが豊富です。そして、それぞれのトレーニングに対して細かい技術を身につける必要があります。
これはどういうことかというと
例えばバーベルをあげるにしても、ただ重いバーベルが持ち上がればいいというわけではなく、持ち上げるまでの作法、手順、動作などのテクニックがあるのです。
この手順、動作をテクニックとして身につけると、普通に持ち上げるよりも楽に持ち上げられるので、さらに重いウェイトにチャレンジできますし、自分自身の成長を実感できます。
筋肉量がまだまだ少なくて普通では持ち上がらなくても、動作、手順、動きなどのテクニックを学ぶことで筋肉が増える以上に、テクニックの上達も見込めるので
「圧倒的な成長実感が得られます」
そして種目もバリエーションが豊富なので飽きず、各種目における細かい動作の中でさらに成長感を日々感じられるのです。
これはひとりでコツコツとスポーツジムでトレーニングをしていたり、パーソナルトレーニングを受けていることとは圧倒的に異なる達成感になります。
こういった達成感こそが、トレーニングを継続する強いモチベーションにもなります。
特定の筋肉ではなく体全体を鍛えられる
スポーツジムやパーソナルトレーニングに行くとわかるのですが
多くの人が特定の部位を鍛えようとしがちです。自分が鍛えたい部位に注力してトレーニングするというわけです。
しかしクロスフィットの場合は、競技という側面もあるので全体的な筋肉のトレーニングを行います。全体的に鍛えるのでバランスのとれた日常生活で支障がない筋肉をつけることができます。
これは非常に重要です。
なぜなら我々、一般人の目的は日常生活を健康に送れるバランスのよい体作りが基本的な目的だからです。
ダンベルやバーベルなど器具の使い方を学べる
パーソナルトレーニングや、スポーツジムでもトレーナーさんをつければダンベルやバーベルなどの器具の使い方を学び、それを元に自宅でもトレーニングできるかもしれません。
しかし、クロスフィットジムの場合は圧倒的に学べる回数が違いすぎるという点にあります。
クロスフィットの場合は毎回メニューをこなす際にトレーナーさんから、そのメニューの動作をレクチャーしてもらい、実際にトレーニングをしている最中もチェックしてもらえるのです。つまりトレーニングのたびに器具の使い方を繰り返し学び身につけていくようなイメージです。
自宅でもトレーニングをしたい人にとってはクロスフィットジムはトレーニング方法を学ぶ場所としてもおすすめです。
回数無制限コースがあるから徹底的に鍛えられる
過去にライザップのようなパーソナルトレーニングに通った結果、体重は8キロ減りスリムになりました。その後、通ったゴールドジムではその体重を維持し続けました。
パーソナルトレーニング、スポーツジム共に私にとっては効果はあったわけです。しかし、本当の意味で筋肉がついたのか?ただ余分な贅肉が取れただけではないのか?
という疑問がずっとありました。
なぜならパーソナルトレーニングは週に多くても2回(1回あたり1万円以上します)、スポーツジムも週に多くても2回から3回しか行けなかったからです。パーソナルトレーニングはお金がネックになるので、これ以上、行きたくても行けないのが原因です。スポーツジムは月会費制なので何回でも行けますが行くためのモチベーションがあがらないのです。なぜなら完全なる自主トレーニングだからです。
しかしクロスフィットジムは会員メニューにもよりますが多くのジムで1ヶ月定額無制限のコースを設けています。そして無制限のコースは事前予約によるトレーニングになります。
・無制限コースがある
・自主トレではなく予約制による共同トレーニングである
この2つの組み合わせによって、圧倒的にトレーニングの回数、通い続けるためのモチベーションが断然違います。その結果、パーソナルトレーニング、スポーツジムにはないレベルで圧倒的に鍛えることができます。
もし毎日、クロスフィットジムに通うのと、週に1回パーソナルトレーニングに通うのでは、トレーニングの内容や質は置いておくとしても、圧倒的な回数が違いますよね。この回数の違いは圧倒的な結果の違いを生みます。
クロスフィットジムに対する6つの素朴な疑問
ここからはクロスフィットジムに対する初心者なら誰でも一度は考えてしまう素朴な疑問についてまとめてみました。
私も数カ月前まではクロスフィットがトライアスロンのようなスポーツ競技だなんて知らない素人でした。そこで感じた素朴な疑問をまとめてみましたので、これからクロスフィットを始めようと考えている方の参考になれば幸いです。
これまで説明した内容と一部重複する部分がありますがご了承ください。
クロスフィットと筋トレの違いは?
筋トレは腹筋とか、腕とか一部の筋肉を鍛えるイメージですが、クロスフィットは体全体の筋肉と、有酸素運動を組み合わせた総合力を鍛えるイメージです。
なぜならクロスフィットというもの自体がアメリカではスポーツ競技になっており、クロスフィット自体が運動性能のトータルバランスで競われるスポーツだからです。
クロスフィットはどんなメニューがあるの?
ダンベル、バーベル、ボール、スクワット、縄跳び、ランニング、バイク、ローイング(船をこぐようなマシントレーニング)鉄棒など、様々なバリエーションがあります。
これらツールを使った、さらに細かいトレーニングもありますので、まず飽きません。
クロスフィットは運動初心者でも問題ない?
私も運動初心者でした。むしろ学校の体育はずっと1でしたし。
しかも在宅業務で完全に体はなまっていました。
よって運動初心者でも問題ありません。初心者なら初心者なりにトレーナーさんがウェイトや負荷を減らしてくれたり、別メニューを用意してくれる場合もあります。
三日坊主だけどクロスフィットは続けられる?
これは前のパートでも説明しましたが、クロスフィットはみんなと一緒にトレーニングする
「コミュニケーションが存在するトレーニング」なので孤独になることが、まずありません。
よって一般的なスポーツジムと比べても圧倒的に続けられると思います。
クロスフィットはどんな服装でやるの?
動きやすい服装なら問題ありません。
クロスフィットにかかる会費料金は?
入会するクロスフィットジムによりますが、月単位での回数制限か無制限かで金額が変わってきます。安いコースは1万円ちょっとから、無制限は3万円くらいが相場です。
どんな人がクロスフィットジムでトレーニングしているの?(年齢・性別)
クロスフィットジムは一般的なスポーツジムよりも値段は高く、パーソナルトレーニングよりも値段は圧倒的に安くなっています。
最近急激にクロスフィットジムも増えていますが、それでもまだ新しいジムであることには間違いありません。そんな特性もあり
・新しいもの好き
・お金にある程度余裕がある人(年齢層はやや高め)
・私のように在宅業務をしている人も多い
・健康に気を使っている人
・体を鍛えたいと思っている人
などが多い印象です。裏を返すならば、若くてチャラチャラしたような人がいないし、ちゃんとした社会人が多い、というのが私の印象です。
なぜならクロスフィットジムはコミュニケーションが必要になるので、そこを重視する人は基本的にちゃんとした人が多くなる傾向にあるからです。
横浜みなとみらいでクロスフィットジム体験
横浜みなとみらいエリアには様々なクロスフィットジムがありますが、その中でもおすすめなのが、uninterruptedというクロスフィットジムです。
3ヶ月前にオープンしたばかりのクロスフィットジムですが
無料体験もやっていますので、まず参加してから決めるのが良いと思います。私も無料体験の後で入会を申し出ましたが「あ、そうですか」みたいな感じでしたので、入会を強く勧めてくるようなことは一切ありません。
ここのクロスフィットジムはトレーナーさん、スタッフさん、そこに集まるメンバーの質が非常に高いので、ある程度年齢を重ねた人でも安心して通えます。
クロスフィットを始めれば間違いなくメンタル、フィジカル共に変わるので、あとは自分にあったクロスフィットジムを選ぶだけです。
もうひとつご紹介すると、横浜ベイスターズの元監督ラミレスさんが運営に関わっているクロスフィットジム「Motomachi day」も人気の高いクロスフィットジムです。
こちらはキッズクラスが充実しているのでお子様といっしょに入会したい場合は選択肢としてアリだと思います。
まとめ
今回、最近話題のクロスフィットジムについて解説してみました。
私は月3万円の無制限コースにかよっていますが、おかげさまでフィジカル、メンタルともにかなり元気になりました。この元気加減は数カ月前の自分からでは予想できないくらいの変化だと思います。
みなさんコロナ禍の中で大変かと思いますが、現状に不満を感じているなら私はクロスフィットはオススメの解決策だと思います。
横浜エリアでクロスフィットジムを探している方なら、こちらの記事もおすすめです