- 35歳でゲーム業界未経験の転職は無理?経験なしでも狙える職種と入り方
- 35歳からゲーム業界未経験の転職が難しいのは事実
- 「ゲーム業界未経験」と「職種未経験」はまったく違う
- 「ゲームが詳しい」だけでも弱い。でも組み合わせれば武器になる
- SNS・YouTube・動画編集は今でも武器になる
- 35歳以降では「当たり前に仕事ができる」ことも強い
- ゲーム会社を一括りにしない
- 「大手スマホゲーム会社だけ狙う」はおすすめしない
- 35歳ゲーム業界未経験なら、まずこの順番で探す
- 最初から「ゲームプロデューサー」だけを狙わない
- 35歳以降は求人票の「未経験歓迎」だけを探さない
- ゲーム業界特化の転職サービスを使う意味
- 35歳で別業界の実績があるならビズリーチも候補
- 40代になるとゲーム業界未経験転職はさらに難しくなる?
- 35歳でゲーム業界へ転職したい人がやらない方がいいこと
- 35歳ゲーム業界未経験から転職するための5ステップ
- よくある質問
- まとめ
- 関連
35歳でゲーム業界未経験の転職は無理?経験なしでも狙える職種と入り方
35歳でゲーム業界未経験。
これからゲーム会社へ転職できるのか?
結論からいうと、35歳・ゲーム業界未経験でも転職できる可能性はあります。
ただし、20代の未経験転職と同じやり方では厳しくなります。
35歳になると企業が見るのは、
「ゲームが好きか」
だけではなく、
これまで別業界で何をしてきて、その経験をゲーム事業でどう使えるのか
だからです。
私自身、ゲーム業界で長く仕事をしてきましたが、ゲーム会社で働いている人が全員、新卒からゲーム業界一筋というわけではありません。
異業種から入ってきた人もいます。
重要なのは、
ゲーム業界未経験=仕事そのものが未経験
と考えないことです。
例えば、
- IT業界でエンジニアを10年
- 広告業界でマーケティングを10年
- 事業会社で営業を10年
- 映像業界で3DCG制作
- Web業界でSNS運用
- メーカーでプロジェクト管理
を経験してきた35歳なら、ゲーム業界は未経験でも、その職種まで未経験ではありません。
35歳以降からゲーム業界を狙うなら、この違いが非常に重要です。
35歳からゲーム業界未経験の転職が難しいのは事実
「35歳でも簡単に転職できます」
とは言いません。
年齢が上がれば、未経験採用のハードルは上がります。
20代なら企業側も、
「入社してから育てる」
という採用ができます。
しかし35歳になると、
「入社後すぐ何ができるのか」
を求められる求人が増えます。
さらに40代になると、その傾向は強くなります。
だから35歳からゲーム業界へ転職するなら、
未経験者として応募するのではなく、別業界で身につけた経験をゲーム業界へ持ち込む
という考え方が必要です。
「ゲーム業界未経験」と「職種未経験」はまったく違う
ここを混同している人は多いです。
例えば35歳で、
「ゲーム業界未経験です。ゲームプランナーになりたいです」
という人がいたとします。
その人がこれまで10年間まったく別の仕事をしていて
- ゲーム企画経験なし
- 開発経験なし
- 数字分析経験なし
- プロジェクト管理経験なし
- 運営経験なし
なら、かなり厳しくなります。
一方、
Webサービスで10年間ディレクター
↓
企画・KPI分析・進行管理を経験
↓
ゲーム運営プランナーへ応募
なら話は変わります。
同じゲーム業界未経験でも、企業側から見える経験が違うからです。
35歳以降で重要なのは「職種をずらさない」
例えば、
| これまでの経験 | ゲーム会社で狙える仕事 |
|---|---|
| Webマーケティング | ゲームマーケティング・広告運用 |
| SNS運用 | 公式SNS・コミュニティ運営 |
| 映像制作 | ゲームPV・プロモーション映像 |
| 法人営業 | アライアンス・ライセンス・営業 |
| Webディレクター | 運営・制作進行・プロジェクト管理 |
| ITエンジニア | サーバー・Web・社内システム・開発 |
| 3DCG・映像 | 3DCG・モーション・テクニカル系 |
| データ分析 | ゲーム分析・BI・マーケティング |
| 経理・法務・人事 | ゲーム会社のコーポレート職 |
ゲーム会社だからといって、全員がゲームを作っているわけではありません。
ここは既存記事でも書いていましたが、今でも重要なポイントです。
ゲーム会社には開発職以外の仕事が大量にある
ゲーム会社というと、
- プログラマー
- ゲームプランナー
- デザイナー
を想像しがちです。
しかし実際のゲーム事業には、
- プロデューサー
- ディレクター
- 制作進行
- プロジェクトマネージャー
- マーケティング
- 広告運用
- SNS
- YouTube
- 映像制作
- データ分析
- カスタマーサポート
- QA
- 営業
- ライセンス
- 法務
- 経理
- 人事
- 採用
など多くの仕事があります。
大規模なゲームになれば、一つのタイトルへ数十人、数百人が関わります。
35歳でゲーム業界未経験なら、
「ゲームを作る仕事だけ」を探さない
ことが重要です。
まず、自分の経験と接続できる仕事を探します。
35歳未経験でプログラマーを目指すなら話は別
ここは区別が必要です。
35歳で、
「プログラミング経験ゼロだけど、ゲームプログラマーになりたい」
という場合は難易度がかなり上がります。
企業から見ると、
プログラミング経験がある20代
ゲーム開発経験がある30代
別業界で開発経験がある35歳
などが競合になります。
その中で完全未経験から採用されるには、作品や技術など別の判断材料が必要です。
一方、
Webエンジニアを10年
↓
ゲーム業界は未経験
↓
ゲーム会社のサーバー・バックエンドへ転職
なら「ゲーム業界未経験」であっても、エンジニアとしては経験者です。
この差は大きいです。
3DCGや映像も異業種経験を持ち込める
同じことはクリエイティブ職にも当てはまります。
ゲーム業界では現在も、
- 映像
- アニメ
- CG
- Web
- 広告
など、隣接業界の経験者を対象にした採用があります。
ゲーム制作経験がなくても、
映画やアニメで3DCGを作ってきた
↓
ゲーム会社の3DCG職へ
という移動は成立します。
つまり35歳以降のゲーム業界転職では、
未経験から何かをゼロから始めるより、隣の業界へ横移動する
発想の方が現実的です。
別業界で高い実績を出しているなら、それ自体が武器になる
既存記事で書いていた中で、今でも残したいポイントがこれです。
35歳まで別業界で働いてきたなら、
その15年近い経験を捨てる必要はありません。
むしろ、それが最大の武器になる場合があります。
例えば、
- 営業で年間売上を伸ばした
- Web広告を運用していた
- SNSを10万人まで育てた
- YouTubeを運営していた
- チームをマネジメントした
- 大型プロジェクトを進行した
- 新規事業を立ち上げた
- データ分析をしていた
- 海外ビジネスを経験した
といった実績です。
ゲーム会社側から見れば、
ゲーム業界経験はないが、その能力をゲーム事業へ持ち込める人
になります。
35歳で未経験から転職するなら、この形を作ることが重要です。
「ゲームが詳しい」だけでも弱い。でも組み合わせれば武器になる
ゲームが好き。
年間100本遊ぶ。
特定ジャンルを誰よりも知っている。
これだけで正社員採用されるのは簡単ではありません。
しかし、
ゲームに詳しい
+
マーケティング経験
ゲームに詳しい
+
SNS運用
ゲームに詳しい
+
映像編集
ゲームに詳しい
+
データ分析
ゲームに詳しい
+
海外営業
まで組み合わせると価値が変わります。
35歳以降では、
「ゲームが好き」を、仕事で使えるスキルと組み合わせる
ことが重要です。
SNS・YouTube・動画編集は今でも武器になる
既存記事では、
- SNS
- YouTube
- 映像編集
- 最新トレンド
を強みとして挙げていました。
この考え方は現在でも使えます。
むしろゲーム会社では、ゲームを発売・運営するだけでなく、
- X
- YouTube
- TikTok
- Discord
- 生放送
- Shorts
- インフルエンサー施策
などユーザーとの接点が増えています。
例えば、
自分でYouTubeチャンネルを運営
↓
企画
↓
撮影
↓
編集
↓
サムネイル
↓
分析
までできるなら、それ自体が実績になります。
単に、
「SNSが好きです」
ではなく、
自分で何を作り、どんな数字を出したか
まで見せることが重要です。
35歳以降では「当たり前に仕事ができる」ことも強い
これも既存記事から残したい部分です。
ゲーム開発は、クリエイティブな能力だけで進む仕事ではありません。
- スケジュールを守る
- 会議を整理する
- 課題を見つける
- 数字を見る
- チーム間を調整する
- 仕様を文章にする
- リスクを事前に潰す
- 期限までに仕事を終わらせる
といった基本的な仕事力が必要です。
35歳まで別業界で働いてきたなら、この能力を持っている可能性があります。
ゲーム業界では未経験でも、
社会人として15年積み上げた仕事力まで未経験になるわけではありません。
ここを職務経歴書で見せる必要があります。
ゲーム会社を一括りにしない
ゲーム会社といっても会社ごとに違います。
- 大手パブリッシャー
- コンシューマーゲーム会社
- スマホゲーム会社
- PCゲーム会社
- 開発会社
- 運営会社
- インディー系スタジオ
- ゲームを含む総合IT企業
- CG・映像会社
- ゲーム会社を支援する企業
があります。
さらに会社によって、
- 採用基準
- 必要な経験
- 年齢構成
- 事業フェーズ
- 開発タイトル
- 欲しい職種
が違います。
A社で書類落ちしても、B社では高く評価されることがあります。
だから35歳未経験で、
有名ゲーム会社10社だけ応募
↓
全部落ちる
↓
ゲーム業界は無理
と判断するのは早いです。
「大手スマホゲーム会社だけ狙う」はおすすめしない
5年前くらいなら大手スマホゲーム会社を狙う方法を強くおすすめしていました。
しかし現在は、この考え方だけに絞る必要はありません。
スマホゲーム市場も成熟し、ゲーム会社ではタイトル整理・組織再編・事業ポートフォリオの見直しも起きています。
一方で、
- コンシューマー
- PC
- Steam
- グローバル展開
- ゲーム周辺サービス
- アニメ・映像
- Web・IT
まで含めて採用先は広がっています。
現在も大手ゲーム会社でキャリア採用は行われていますし、ゲーム業界未経験でも、隣接業界での実務経験を条件に応募できる職種があります。
2026年に重要なのは、
スマホゲーム会社かどうかではなく、自分の経験を必要としている会社か
です。
35歳ゲーム業界未経験なら、まずこの順番で探す
私なら次の順番で考えます。
1. 今の職種をそのままゲーム会社へ持ち込めないか探す
営業なら営業。
マーケターならマーケティング。
エンジニアならエンジニア。
映像なら映像です。
これが最も現実的です。
2. 隣接する職種を探す
例えば、
Webディレクター
↓
ゲーム運営
広告代理店
↓
ゲームマーケティング
映像制作
↓
ゲームPV制作
などです。
3. ゲーム会社だけに限定しない
ゲーム開発会社だけではなく、
- ゲーム周辺サービス
- CG
- 映像
- 広告
- eスポーツ
- ゲーム系Webサービス
も候補にします。
一度業界へ入れば、その経験を使って次の転職を狙うこともできます。
最初から「ゲームプロデューサー」だけを狙わない
ゲーム業界へ入りたい人の中には、
「将来はプロデューサーになりたい」
という人もいます。
その場合でも、最初からプロデューサー職だけに絞る必要はありません。
例えば、
マーケティング
↓
タイトル担当
↓
事業全体へ関与
↓
プロデューサー
というルートもあります。
制作進行やゲーム運営から経験を積む方法もあります。
重要なのは、
ゲーム会社へ入ることと、最終的にやりたい仕事を分けて考えること
です。
35歳以降は求人票の「未経験歓迎」だけを探さない
これは特に重要です。
35歳で、
「ゲーム業界 未経験歓迎」
だけを検索すると、選択肢がかなり狭くなります。
むしろ、
「ゲーム業界経験は不問だが、マーケティング経験5年以上」
「ゲーム業界経験は不問だが、3DCG実務経験あり」
「Webサービスのプロジェクト管理経験」
のような求人を探します。
つまり、
業界未経験OK × 職種経験あり
です。
35歳以降なら、この求人の方が相性がいいです。
ゲーム業界特化の転職サービスを使う意味
ゲーム業界は職種が細かく分かれています。
同じ「プランナー」でも、
- 新規開発
- 運営
- レベルデザイン
- バトル
- シナリオ
- KPI分析
など仕事内容が違います。
そのため一般的な転職サービスだけでなく、ゲーム業界に詳しいサービスを使う方法があります。
G-JOBエージェントは現在もゲーム業界特化型として運営されており、4,000件以上の求人を扱っています。
求人は、
- プロデューサー
- ディレクター
- プランナー
- デザイナー
- アーティスト
- エンジニア
- プログラマー
- 営業
- コーポレート
などから探せます。
35歳でゲーム業界未経験なら、
「未経験でも大丈夫ですか?」だけではなく、自分の現在の職歴から狙えるゲーム会社の仕事があるか
を確認するといいです。
35歳で別業界の実績があるならビズリーチも候補
ゲーム業界完全未経験でも、
- 管理職
- マーケティング
- 新規事業
- エンジニア
- 営業
- 経営企画
- 海外事業
などでキャリアを積んでいるなら、ビズリーチで企業からのスカウトを見る方法もあります。
特に35歳以降では、
「未経験求人を探す」より「自分の経験を欲しい会社から見つけてもらう」
方が合う人もいます。
職務経歴書を登録して、ゲーム・IT・エンタメ関連企業からどんな反応があるのか確認できます。
40代になるとゲーム業界未経験転職はさらに難しくなる?
35歳よりハードルは上がると考えた方がいいです。
40代になると、
- 即戦力
- 専門性
- マネジメント
- 事業経験
などをより強く求められます。
そのため、
40歳
ゲーム業界未経験
職種も未経験
という状態からの転職はかなり難しくなります。
一方、
40歳
ゲーム業界未経験
Webマーケティング15年
なら、まだ話は違います。
結局、35歳でも40代でも重要なのは、
ゲーム業界未経験かどうかより、転用できる仕事経験があるか
です。
35歳でゲーム業界へ転職したい人がやらない方がいいこと
「ゲームが好き」だけで応募する
好きであることは重要ですが、それだけでは採用理由になりません。
仕事として何ができるかをセットにします。
未経験プランナーだけに大量応募する
自分の過去の職歴を捨てることになります。
まず経験職種から探します。
有名企業だけ受ける
ゲーム会社は有名企業だけではありません。
会社名ではなく求人内容を確認します。
今の年収・役職を無視する
35歳では生活もあります。
「ゲーム業界に入れれば何でもいい」
で転職すると、年収が大幅に下がって後悔する可能性があります。
今の会社を辞めてから探す
可能なら在職中に求人を確認します。
業界未経験では転職期間が長くなる可能性もあります。
35歳ゲーム業界未経験から転職するための5ステップ
1. 今までの仕事を棚卸しする
まずゲームの話をする前に、
「自分は仕事として何ができるのか」
を整理します。
2. ゲーム会社に存在する同じ職種を探す
現在の職種をそのまま持ち込める求人を優先します。
3. ゲームとの接点を作る
ゲーム業界経験がなくても、
- ゲームについて情報発信する
- 動画を作る
- SNSを運営する
- ゲーム分析をする
- 個人制作する
ことで、興味だけではなく行動を見せられます。
4. 職務経歴書をゲーム会社向けに変える
今の会社でしか通じない社内用語ではなく、
「何をやって、何を改善して、どんな数字を出したか」
を書きます。
5. 実際の求人を確認する
最後は求人を見ることです。
自分が想像している求人と、現在募集されている仕事は違うことがあります。
よくある質問
35歳でゲーム業界未経験でも転職できますか?
可能性はあります。
ただし、35歳以降では完全なポテンシャル採用より、別業界での職種経験や専門性を生かした転職の方が現実的です。
35歳からゲームプランナーになれますか?
可能性はありますが、企画・運営・Webディレクション・データ分析・プロジェクト管理など、関連する経験があるかで難易度が変わります。
ゲームを作った経験がなくてもゲーム会社で働ける?
働けます。
ゲーム会社にはマーケティング、営業、法務、人事、経理、映像、SNS、データ分析など開発以外の仕事もあります。
ゲーム業界未経験で40代でも転職できる?
職種まで完全未経験の場合はかなり難しくなります。
一方、別業界で長い実務経験や専門性があり、それをゲーム会社へ持ち込める場合は求人との接点があります。
資格は必要?
職種によります。
資格よりも実務経験、作品、実績、専門性が重視される職種も多くあります。
ゲーム業界特化の転職エージェントを使うべき?
ゲーム業界は職種や仕事内容が細分化されているため、一般的な転職サービスと併用して業界特化型でも求人を確認する価値があります。
まとめ
35歳でゲーム業界未経験だからといって、転職が不可能になるわけではありません。
ただし、
35歳・ゲーム業界未経験・職種も完全未経験
になるほど難易度は高くなります。
一方、
ゲーム業界未経験
+
Webマーケティング10年
ゲーム業界未経験
+
エンジニア10年
ゲーム業界未経験
+
映像制作10年
ゲーム業界未経験
+
法人営業10年
なら、話はまったく違います。
ゲーム会社には開発職だけではなく、多くの仕事があります。
以前からずっと変わっていないのは、
ゲーム会社へ転職するために、それまでのキャリアを捨てる必要はない
ということです。
むしろ35歳まで積み上げた経験を、
「ゲーム会社でどう使えるのか」
へ変換してください。
まず自分の経験に近い求人が現在あるのか確認する。
そこで応募できる仕事が見つかれば、ゲーム業界未経験でも次の一歩を踏み出せます。





