荒野行動・PUBGにハマる女子中高生続出!人気の理由は?
ゲームアプリの新たなトレンドとして、荒野行動、PUBG、フォートナイトに代表されるバトルロワイアルゲーム(通称バトロワ系)が、いま大人気です。
しかし、かつてスマホ業界を賑わしたパズドラ、モンストのヒットと違い、荒野行動を代表にするバトロワ系は、普通のゲームファンだけでなく、女子中高生の間でも人気となっているのをご存じでしたでしょうか?
2018年6月にAppBanklが行った女子中高生のこちらののトレンド調査によると
最近、流行っているアプリの中に、1位TikTok(ティクトック)、2位インスタグラムに続いて、3位に荒野行動がランクインしています。
4位以下とはダブルスコア以上の差を付けており、いま女子中高生の中ではTikTok、インスタグラムと同じレベルで荒野行動が人気になっています。
荒野行動といえばFPS(First Person Shooting:一人称視点シューティングゲーム)のシステムをもとに、スマホ向けにルールを最適化したバトルロワイアルゲームなのですが、従来のFPSといえば一部の趙コアゲーマーのためのゲームでした。
そんな荒野行動がなぜ、女子中高生の中でインスタやTikTokと同じレベルでヒットしているのか、その理由について今回は分析していきたいと思います。
荒野行動はコミュニケーションツールとして女子中高生でヒット
再び、2018年6月にAppBankが行ったこちらの女子中高生のトレンド調査によると
いま流行っているアプリの1位にTikTok(ティクトック)、2位インスタグラム というようにSNS(ソーシャルネットワーキング)のアプリがランキングしています。
そして票数に大きな差がなく3位に荒野行動がランクインしており、これはFPSというゲームとうよりも、SNSのようなコミュニケーションツールとして荒野行動が受け入れられていると推測できそうです。
コミュニケーションツールとして荒野行動を見てみると
「ボイスチャット機能を使った友だちとの協力プレイが楽しい」
という点が、どうやら荒野行動が女子中高生に受け入れらた大きな要因として推測できそうです。
学校の友だち、好きな気になる男子とゲームを通して仲良くなれる、共通の話題になる、共同作業をいっしょに行うというように、単純にゲームをクリアする事が楽しいというコンテンツ目的の顕在ニーズ(=目の前に見えているニーズ)から、ゲームそのものではなく、ゲームをプレイした結果楽しめるもの(=協力プレイによるコミュニケーションの楽しさ)という潜在ニーズ(=目の前に見えていないニーズ)まで踏み込んだのが荒野行動のヒットの要因といえそうです。
でも単純にFPSというゲームジャンルに限れば
PS4、PCなどハイスペックなゲーム機でこれまで何本も名作FPSが発売されてきました。しかし、FPSって一部の限られた人が楽しむゲーム市場からみれば大きなジャンルだけど、世の中的にはRPGやアクションゲームと比べてもマイナーなゲームジャンルでした。
しかし、荒野行動においては
「みんなが持っているスマホというゲーム機」
という誰でも参加できて、しかもお金をかけずとも無料プレイできるという参加ハードルの低さが荒野行動のヒットをさらに後押ししたと思います。
「FPSなんて限られたゲーマー向けのジャンルじゃないか」
「スマホでFPSなんてやらない、やるならPS4やPCなどハイスペックなゲーム機でプレイしたいはず」
なんていった固定概念に我々は縛れており、誰も荒野行動のようなゲームが
女子中高生の間ででヒットするなんて想像しなかったのです。
バトロワ系ゲームアプリヒットの理由はモンハンにあり!?
モンスターハンターポータブル 3rd (amazon)
コミュニケーションツールとしての共同作業を楽しむゲームとしては、古くはプレイステーションポータブルで大ヒットした4人で協力プレイする「モンスターハンターポータブル」がありました。
その協力プレイのコンセプトを参考にしたゲームアプリ「モンスターストライク」がスマホ業界で大ヒットなど、実は荒野行動のようなバトロワ系ゲームのヒットを予測するためのヒントは世の中に存在していたともいえるでしょう。
思い返せば、PSP(プレイステーションポータブル)でモンスターハンターポータブルが大ヒットした時に、中高生がゲームショップに友だちを誘ってモンスターハンターポータブルをみんなで発売日に購入して、すぐその場で協力プレイで遊ぶという現象がみられました。
別にモンハンなんてプレイしたいと思っていなかったけど、友だちの輪に収まって関係を維持したいゆえに、特段、欲しくなかったモンハンを友だちといっしょに買いにいった人も多いかもしれません。でも実際にプレイしたら面白いし、友だちとの距離も縮まるし、円滑なコミュニケーション形成のツールとしてモンハンはヒットしたわけです。
当初は購入予定もなかったのに、結果的に購入してしまったという事実はクチコミによる効果そのものだったりします。
モンスターハンターポータブルと同じような状況が、誰でも持っているスマホというゲーム機の中で、しかも無料ダウンロードできるアプリということもあり、男性を中心としたコアゲーマーだけでなく、女子中高生のコミュニケーションツールとして荒野行動が受け入れられたというのは、核心を突いた事実かもしれません。
ちなみに荒野行動が受け入れられたのは先行者利益的なものが大きく、今後、バトロワ系ゲームに限らず、コミュニケーションツールとしての役割を担うゲームアプリが、入り込む余地はあると思います。しかし、荒野行動の先行者としてのアドバンテージは大きく、暫くは荒野行動の一強状態は続くかもしれません。
荒野行動が女子高校生の間でのブームまで予測できていたかは不明ですが、やはりいち早く、潜在ニーズを発掘できると圧倒的なアドバンテージになります。
PUBG・荒野行動でドン勝するならおすすめコントローラー
PUBG Mobile 荒野行動コントローラー (amazon)
ダウンロード無料のバトロワ系ゲームなので、スマホああれば誰でもプレイできてしまいますが、勝ちにこだわりたいなら、素早いエイミング(焦点移動)が可能な、追加コントローラーがおすすめ。あるとないでは勝利に大きな違いが出てきますね。
対応コントローラは多数発売されていて、どれを選らんだらいいのか悩んでしまいます。なので、初めてPUBG・荒野行動向けコントローラーを選ぶ時は、低価格でかつユーザーレビューがそこそこ高いバランスがよくコストパフォーマンスの高いモデルがおすすめです。
こちらOMKUYというメーカーのコントローラーの実勢価格は約700円くらいと、格安ながらそこそこの評価を得ています。
この価格ながらも、スマホの液晶画面を指でタップしているのとは大違い。まるでPCゲームをマウスでプレイしているかのような操作性アップを体感できます。
バトロワ系で課金しなくても、コントローラーにはお金をかける価値ありです。
Ncoobi 荒野行動 コントローラー (amazon)
ボタン操作だけでなく、グリップしやすさにもこだわりたい!という方はこちらのグリップハンドル付きのコントローラーもおすすめ。スマホ本体をそのまま握る上で、iPhone7Plusなど大画面ならまだ持ちやすいのですがiPhone7/8といった小さい画面の場合はグリップが安定しにくいという弱点があります。
その他コントローラーはこちらからも検索できますので、気になるコントローラーがあればチェックしてみてはいかがでしょうか?
PUBG・荒野行動におすすめゲーミングヘッドセット
ゲーミングヘッドセット PS4 KINGTOP ヘッドホン K11シリーズ (amazon)
今回、中高生の間で荒野行動がヒットした理由として、コミュニケーションツールとしての役割をあげましたが、コミュニケーションのカギになるのがボイスチャットです。
ノイズが軽減されたクリアなボイスチャットにこだわるなら、ゲーミングヘッドセットを入手したいところです。さらにヘッドホンとしての機能もあるので、ボイスチャットだけでなく敵の移動する音などを感知して、敵よりも早く相手の場所を察知して、先回りした行動を起こすこともできます。
ヘッドセットの価格もピンキリなのですが、こちらは低価格ヘッドセットの中では圧倒的に人気のKINGTOP ヘッドホン K11シリーズ
実勢価格は約2,500円ながらもヘッドセットとしての基本機能を満たしているコスパに優れるヘッドセットとしてロングセラーとなっています。
特におすすめなのが柔軟性あるヘッドホン本体のつくりにあります。出てぐねぐねと曲げられるほど柔軟性に優れているので、長時間、頭につけていても頭が痛くならないというのが人気の大きな理由となっています。
【PS4/PC】PUBG・荒野行動よりもリアルおすすめFPSタイトル
Battlefield V (バトルフィールドV) (amazon)
PUBG、荒野行動でFPSの魅力を知ってしまったら、PS4、PCで本格的なFPSにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。PC、PS4を代表する世界的人気FPSといえばバトルフィールドシリーズ。最新作バトルフィールド5は2018年見逃せない要注目のFPSタイトルです。
【PS4】コール オブ デューティ ブラックオプス 4 (amazon)
バトルフィールドシリーズと人気を2分するのがチーム戦が楽しいコールオブデューティシリーズです。最新作ブラックオプス 4もいよいよ登場しますので、PUBG、荒野行動でFPSの魅力を知ってしまった方は、ぜひ本格FPSの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
Identity V|世界中が熱狂したオンライン鬼ごっこ
まとめ
というわけで今回、いま女子中高生の間で荒野行動、PUBGといったバトルロワイアル系のスマホアプリが流行っているという事について深く分析してみました。
ヒットしたポイントはゲームとしてではなく、コミュニケーションツールとして口コミを通じて広がったのがどうやら大きな要因のひとつのようです。
今後、コミュニケーションツールとして、新たなゲームジャンルがヒットする余地はまだあるかもしれませんね。
という事で最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。