最近、知り合いの20代の若者の言動を見て、かつての自分を見ているかのようなデジャブに襲われた経験があります。
その若者は会社員として働いているのですが
・毎日、時間がない
・自分は価値がある人間でやっていることは全て正しいと確信している
・でも報われないことに対して苛立っている
といった感じでした。
実はこれはうまくいかない若者にありがちのパターンであり、今まで何人も同じような若者を見てきました。
みんな、そっくりコピーしたような現象であり、実は私も若い頃は同じような状況に陥っていました。
正直でもないし、素直でもないし、自分に圧倒的に自信があるので、周囲が見えておらず、謙虚に学ぶこともできない
まさに20代の私と同じだったわけです。
実はこの状況からいかに脱出できるか、自分の無知さとダメさに気づき、自分で道を切り開けるかが、その後の人生に大きく影響を与えます。
この20代の「あるある」な状況からあっさりと抜け出して20代で起業する人もいます。
30代で脱出して転職を重ねキャリアアップして行ったり、副業で成功したり、趣味を見つけて人生を楽しんでいる人もいます。
でも、多くの人がこの状態から脱出できずに年齢を重ねていきます。これがこの世界におけるリアルな現実です。
(本人はそれに気づかず、歳を食っていくわけですね)
よって、そこから脱出できるかが人生の分かれ目であり、20代の時に解決しておくべきだった、この無知な自分に気づく作業こそが
「40代で人生をやり直す方法」というわけです。
いよいよ40歳、こんな人生じゃなかったよなー
やり直したいなー
そう思っている人は、20代の時から引きずっている無知な自分を知り、それを解決するだけで、人生はやり直せます。
むしろ、40代でそこに気づけたらラッキーです。
なぜなら人生80年とするなら、まだ折り返し地点ですから、今気づけたことで、まだまだやり直せる「時間」がたくさん残されているからです。
まずは
この瞬間におさらばしましょう!
おさらばできたなら、次のパートで具体的にどうすればいいのか?6つのプロセスをご紹介します。
40代から人生をやり直す方法(6つのプロセス)
ここまで読んでいる時点で、本当に人生をやり直したい!と思っていると思います。
やり直すために「自己肯定意識」「プライド」を捨てて「素直な気持ち」を持てているなら、ここから読み進めてください。
人生をやり直すために重要な6つのプロセスについて解説します。実際に私もこれを日々実践しています。
①1から、ゼロからやり直す必要はない
「人生をゼロからやり直したい!」
「また再び1からやり直そう!」
そんな言葉が世の中には出回っていますが、冷静になって考えてみてください。すでに40歳まで生きているなら、いろいろな経験や知識を持っているはずです。
少なくても小学生、中学生の頃の自分と比較したら膨大な経験と知識を持っていますよね?
つまり
「人生をゼロからやり直す必要はないのです」
「今までの人生で培ったものをベースに修正すればいいのです」
今までの人生で、「自分の強み」みたいなものは何がありますか?
仕事に限定しなくて構いません。
一般的な人と比べた時に、自分が優っていることや、得意なこと、好きで時間を忘れてしてしまうこと。
それらは、これからの人生においても資産であり、ベースとして使えます。
私も、好きなこと、得意なこと、他の人より秀でていることをベースに今を生きています。好きなので、そこに対して何時間も費やしても苦になりません。
そんな得意分野なんて全くありません
だから人生で困っているんです
という人もいるかもしれません、それは自分で気づいていないだけで、絶対に何かしらあるはずです。だって40年も毎日生きてきたわけですから。
まずはここを徹底的に洗い出しましょう。
②同じことをやっても簡単にはやり直せないし時間がかかる
今の仕事をとにかく頑張るぞ!
頑張って、人生をやり直すんだ!
という人もいます。
これは別に否定しませんが、冷静になって考えてみてください。
今の仕事を繰り返しやっても、明日、1ヶ月後、1年後は劇的に変わりません。
やり方次第では人生をやり直せるかもしれないけど、劇的には変わらない、という話です。
例えるなら
ずっと同じ1つの企業の株を持ち続けて、株価が上がるのを待ち望んでいるような状態です。
でも、別の企業の株を購入したら、所有している企業は2つになりますよね?
そうしたら株があがる可能性も2倍になります。
何を言いたいかというと
人生を変えられるとしても、今の仕事1本だけだと、時間はかかります。
だから、今の仕事を一所懸命やりながら、新しいことも始めてください。副業でも、なんでもいいので、新しいことを始めるのです。
別にいきなり収入に繋がる副業に限定せず、お金になりそうにないような趣味を拡大するのもアリです。
③新しいことを始める勇気を持てるかが人生をやり直す第一歩
実は新しいことを始める勇気を持てるかが、人生をやり直す上での最大の関門になります。
毎日仕事で疲れて帰宅してビールを飲んで寝ているだけでは1年後は、そこまで大きく変わりません。
でも断言しますが
「私も新しいことを始める第一歩の勇気がなかなか持てないタイプです」
やろう、やろうと思いつつ
今日のやるべき仕事だけをこなして、明日やろう思うわけですが
明日も新しいことに踏み出せずにいます。
とりあえず一歩踏み出すこと
踏み出せたら実はほぼ成功したようなもだ、と私は考えています。踏み出すまでは本当に勇気と決断が必要なのです。
1年前にyoutubeを始めていれば、今の人生は大きく変わったかもしれないのに・・・・というわけです。
④今日やったことは1ヶ月後の自分を作ると考えよう
今日、新しいことをやったとしましょう。
その結果が出るのは1ヶ月後、半年後かもしれません。
やったことに対する結果はすぐに出ないのです。
でも、今日やれば1ヶ月後の人生が若干変わってきます。これは本当に経験上そう思います。
今日やれば1ヶ月後の人生がちょっと変わる
今日も明日もやれば1ヶ月+1日後の人生がちょっと変わる
実は、これこそがこの世界のルールというか仕組みなんですよね。これを知ってしまうと、
今日やらなければ1ヶ月後の人生は何も変わらない
今日も明日もやらなければ1ヶ月+1日後の人生は何も変わらない
という恐怖を知ることになります。
だから、今日も、明日も、明後日も、新しいことをやらなければならないと理解できるようになります。
ちなみに、今私はネットブログで記事を書いていますが、この瞬間に書いたこの記事も1ヶ月後の自分の人生に影響をします。
この記事を書いたことで、他に別の記事を書くかもしれないし、自分の行動が変わるかもしれないし、新しい考えが浮かぶかもしれないからです。
⑤新しく始めることは「好きなこと」「楽しいと感じること」にしよう
新しく始めることは「お金儲けができるから」という軸ではなく「好きなこと」「楽しいと感じること」を選ぶようにしましょう。
なぜなら経験上、お金が儲かりそうでも「辛いこと」「好きじゃないこと」は夢中になれないので、実際にあまりうまくいかない事が多いからです。
「好きなこと」であっても、全く儲かる見込みがない事に時間を費やすのはどうかとは思いますが、少しでもお金になりそう、人生を変えられそうと思う「自分が好きなこと」に時間を使いましょう。
⑥うまくいっても、失敗しても、その原因を考えて次に活かそう
新しいことを始めたら
うまくいくこともあれば、失敗することもあります。
ここで重要なのは成功しても、失敗しても、その原因を考えて次に生かすということです。
実はかつてうまく行っていて、今はダメな状態にある人のほとんどは、かつてうまく行っていた状況分析ができていないケースが多いのです。
失敗したら反省するけど、成功したら成功に隠れて周囲が見えなくなってしまう人が多いのは事実です。
断言しますが
「成功したら必ず成功した原因を冷静、かつ客観的に分析してください」
そうすれば、次もその成功の原因をベースに、成功できます。
たった6つのプロセスで人生はやり直せます
今回紹介した6つのプロセスだけで、人生はやり直せます。
いきなりは変化はないけど、少なくても1年後は大きな変化が見込めます。
でも、イヤイヤながら、やらなければならないから状態でやってもうまくいかないんですよね。
「好きなこと」「時間を忘れて没頭できること」
それを見つけられるかにかかっています。
というわけで皆様の参考になれば幸いです。
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でも、そんなのめんどくセー
という人は、深く悩まず転職活動をしてみるのもアリです。
なぜならかつての私も、頭ではわかっているけど、どうしても新しいことを強制的に自発的にできない自分を自己認識してモガいている時期がありました。
そんな時は転職しなくても、転職活動をすることで「人生を強制的にやり直すきっかけ」を得ることができます。
転職すれば環境も変わるので、強制的にリセットボタンを押されるような感じになりますから「人生をやり直すきっかけ」になれるというわけですね。
当サイトでも人気の転職サービスを貼っておきましたので参考にしてみてください。
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