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いつかは起業したい!
そう思っている人も多いかもしれません。
でも、実際に起業して会社経営してみると結構大変です。
どんな感じで大変なのか、ざっくりお伝えすると
「面倒」「不安」
この2つに毎月襲われます。
なので最初にお伝えすると、
メンタルもフィジカルもタフで、性格がマメな人でなければ起業はおすすめしません。
それでも起業したい!という人は
面倒臭いことを全部お任せできるビジネスパートナーを探しましょう。
社長はその人に、あなたは取締役をやればいいのです。
それでも、社長になりたい!起業したい!
という人は、なぜ独立起業が「面倒」「不安」なのか?
実際に起業して半年を経過した筆者が感じた、その理由を解説します。
独立起業が「面倒」「不安」な5つの理由|会社経営と比べたら会社員は楽です
①給料の支払い、社会保険の支払いが面倒
毎月25日を給料日とするなら、起業して社長になったら
あなたは毎月25日に会社の銀行口座から自分の銀行口座に給料を支払います。
会社員時代とは違って、給料は自動で振り込まれるものではなく、自分で振り込むものなのです。
しかも、年金、社会保険は会社と個人が両方で折半で負担して国に支払わなければなりません。
そうなんですよ、今まで年金、社会保険は半額を会社が負担して支払っていたわけですね。それを独立すると会社と個人でダブルで支払わなければなりません。
でも会社のお金って、あなたの個人資金を資本金として投入したお金だったりするわけです。
「もう、よくわからないですよね・・・・」
ちなみに私は毎月25日から次のような作業をしています。
・会社の口座から自分の口座に給与振り込み
・ただし個人負担分の年金と保険と源泉を差し引いた金額を振り込みます。
・会社のお金で個人負担分、会社負担分の年金と保険と、個人から預かった厳選を国に納付(郵便局で振り込めます)
・でも郵便局に振り込む費用ば個人で立て替えて支払っているので、後で会社からお金を貰うという感じです。
面倒ですよね。
年金と保険は会社の口座から自動引き落としも可能ですが、ネット銀行は対応していらず、大手の銀行口座が必要です。でも会社を作りたての時はネット銀行しか口座が作れない場合もあります。
ちなみに年金と保険の振り込み用紙は毎月、行政から送られてきますが、
毎月20日に発行されているのに伝票の到着は1週間後なのです。行政は伝票出力から発送まで1週間もかかっているわけですね。(どれだけ怠慢なんだ・・と)
それで27日とか28日に到着するのですが、郵便局は平日しか空いておらず、伝票の支払い期限が翌月の1日とか、または第一営業日だったりするので支払いがいつもギリギリになってしまいます。
面倒ですよね・・・。
従業員がいて経理担当がいれば、このような作業も全部お任せできるのですが、1人起業の場合は、1人で全部やらなければなりません。
②資本金がどんどん減っていく恐怖
会社設立する場合資本金が必要です。
1人で起業する場合は100万円から500万円くらいの資本金を入れるわけですが、1人起業ですから自分の貯金を資本金として投入します。
つまり、会社員時代に稼いだ、税金とか支払い済みの貯金が資本金となるわけです。
そこからオフィス賃貸とか自分自身への給与とか社会保険費とか支払うわけです。
仕事がない=会社口座への入金がなければ
毎月、資本金を取り崩して自分への給与は必要経費に消えていきます。
でも、オフィス賃貸とか自分自身への給与とか社会保険費とかをここから支払っているので、元の自分の貯金額はただ減っていくだけです。
そのまま会社員をやっていれば、貯金で車を買えたかも知れないのに
資本金になった貯金がどんどん減っていく状況は損しているような感覚になります。
そして、この貯金が無くなった時が会社が終わる時ということを実感するわけです。
実際のところ資本金が底ついても、即倒産というわけではないのですが、なくなっていく状況は恐怖ですよね。
まだ自己資金の資本金ならまだしも、借金した資本金なら借金を抱える状態になります。
③仕事がないことに対する底知れぬ不安
仕事のツテがあって独立起業した人であっても、その仕事が続くかわからないし
仕事のツテがないくて独立起業した人が、初めて仕事を取れるまでには結構時間がかかります。
しかも仕事を得たとしても、そのお金はちゃんと振り込まれるのか?振り込まれるとしても数ヶ月のタイムラグがあるわけです。
一方で資本金はどんどん減っていくわけですから、仕事がないことは底知れぬ不安でいっぱいになります。会社員時代は何をしなくても毎月お金が振り込まれたわけですから、大きな違いですよね。
会社としての仕事がないなら、コンビニやウーバーイーツでバイトをした方がいいわけです。
なぜなら確実に収入は得られるからです。
仕事がない状態の底知れぬ不安
これは不安で、不安で仕方ないと思います。
そしてどんなに営業をかけても、簡単に仕事は見つからないものです。だから不安はさらに倍増して大きな不安になって襲いかかってきます。
④会社が倒産しても就職できないリスク
運悪く会社が倒産したとしましょう。
それで、どうやって食べていくのか?という話になります。
会社が倒産しても、すぐに仕事が見つからない可能性は大です。しかも倒産したわけですから資本金も食い尽くして、借金まで作っているかも知れません。
その上で仕事も見つからない・・・・・
今日明日、食べていくのも難しいくらいの最悪の状態が待ち構えているわけです。
「会社が倒産したら、また会社員に戻ればいい」
そう考えるのは自由ですが、世の中、そううまくいきません。
⑤代表取締役社長=代表取締役無職
代表取締役社長といっても、仕事が取れなければただの無職です。
むしろ、平社員で会社員をやっている人の方が偉いし、優れているわけです。
なぜなら無職なのですから。
社長という肩書を持っていても、実はただの無職なのです。
起業が「面倒」「不安」と感じたら会社員がおすすめ
ここまで読んでみて、

会社設立、独立起業とか俺には無理!
と思ったら、無理せず会社員でいましょう。独立なんてする必要はありません。
むしろ会社員でありつつ、転職してキャリアップを目指す方が1000倍マシです。
なぜなら会社員であり続ければ毎月の給料は必ずもらえますし、食べていけます。
今回お話した「面倒」「不安」を感じることはありません。
会社員であれば、社会保険の半分は会社が負担してくれて、面倒な支払い手続きも全部会社がやってくれるんですよ。これは会社員である時には全くありがたみを感じないのですが、会社を作るとわかるものです。本当に面倒ですから。
そして毎月、給料が振り込まれるわけです。
もう、夢のような世界です。
だから、もし起業したい!と思うなら転職に留めておきましょう。そっちの方が何倍も人生を楽に過ごせます!!
JAC Recruitment
【公式サイト】http://www.jac-recruitment.jp
経験とスキルがあるミドルシニア層や
日本企業だけでなく、外資系企業など
大きなキャリアアップを目指したい人におすすめなのがJACリクルートメントです。
私も実際に利用していましたが、
・個別担当の専任エージェントの対応が素晴らしい
・案件が非常に多く、JAC限定案件もある
・転職エージェントとして攻めの転職サポートをしてくれる
といった点が他の転職サービスや転職エージェントとは一味違います。
まさに転職エージェントのお手本のような会社です。
一方で年齢はあまり関係ないのですが
スキルや経験がなく、現職の給料が低い人は使いこなせないサービスかもしれません。
実際に使ってみてわかったことは
スキルや経験がある人にとっては、年齢に関係なく引く手あまたの求人提案を続々としてくれるため、どの企業にエントリーするべきか悩んでしまう転職サービスだと思います。
CAREER CARVER(キャリアカーバー)
【公式サイト】
CAREER CARVERはリクルートが運営するハイクラス向けの登録型の転職サイトです。
年収のレンジは800万円から2000万円まで多数
通常の転職エージェントに比べると、ハイクラスの転職案件が多いのがCAREER CARVERの特徴です。
あなたはただ登録するだけです。
CAREER CARVERには様々な転職エージェント(というよりはヘッドハンターに近い人)が登録しており、あなたが登録すると各エージェントからスカウトが来ます。
同様のサイトとしてはビズリーチがありますが、ビズリーチは案件の数、エージェントからの打診の勝負とするならば
CAREER CARVERは数はビズリーチほどではないですが、質の高いオファーがきます。
また、両方使ってみてわかったのは
CAREER CARVERとビズリーチでは打診してくるエージェントがあまり重複しないという点です。
すでにビズリーチに登録しているならば、CAREER CARVERもセットで登録しておきましょう。
メールアドレスでアカウント作成してもいいのですが、facebookのアカウントでも登録できます。もちろん登録、転職サポートは無料です。
転機
【公式サイト】https://ten-ki.jp
「転機」というサービスは転職支援サービスです。
「転職エージェントのひとつ」という見方もできますが、他の転職サービスとは異なり
「登録したからすぐに求人案件がもらえるわけではない」
ということから、
「とりあえず登録して放置しておく」
ような使い方を私はしていました。
転職サービス「転機」とは?
・エグゼクティブ向けのサービス
・企業の経営層に直接売り込んでもらえて、経営層と直接面談ができる
・膨大な求人票から紹介されるというよりは、皆さんの能力に合致した案件をとってくるイメージなので案件紹介まで時間がかかる

「転職活動をしようとおもったら、すぐに転職先を決めたい!」
と思っている人には「転機」はおすすめできません。
一方で

「転職を急いではいない。十分時間がある。いい案件があったら転職を検討したい」
と思っている人には「転機」はおすすめです。
doda
(デューダ)
【公式サイト】https://doda.jp
TVCMでもおなじみパーソルキャリアが運営する「doda」は求人情報サービス・人材紹介サービスを提供する転職サイトです。
大手の転職サービスゆえに、幅広い案件を紹介してくれますので、まず登録しておくべきサービスになります。
実際に使って見ると担当の方がかなり若い印象です。
20代、30代ならかなり相談しやすいけど
40代以上だとキャリアの相談においてはギャップを感じるかもしれません。
ただし、若いゆえにフットワークと熱量がハンパない印象です。
任せっきりではなく、希望条件を適切に伝えてあげることで、うまく使いこなせるエージェントでした。
マイナビAGENT
マイナビエージェントはIT系と、総合職系から構成されています。
特に強みとしているのは次の3つの領域です。
・首都圏・関西圏エリア
・20代から30代のジュニアミドル層
・Web、IT、ゲームエンタメ系
IT・Web業界に強いパイプと実績も高い転職エージェントです。
よって、これらひとつでも当てはまるなら、まず登録しておくべき転職サービスとなります。
実際のところ、タイミングがあわずマイナビエージェント経由で転職には至らなかったのですが、転職活動全般において非常に参考になるアドバイスを多数頂きました。
5回の転職で情報収集に役立った転職サイトと転職サービス
転職会議
【公式サイト】https://jobtalk.jp
転職活動において「使えるリアルな情報」こそがもっとも重要です。
転職エージェントと話をすることで、皆さんが興味ある業界の情報を入手することもできますが、どうしても転職エージェントが持っている情報量に限られます。
転職エージェントが転職のプロだとしても
「実際に働いている人、転職活動をしている人のリアルな情報に勝るものはありません」
そこで私は転職活動にあたって転職エージェントの情報に加えて「転職会議」を利用しています。
転職サービス「転職会議」とは?
・100万件以上のの転職口コミ情報を掲載(国内最大級)
・会員は500万人以上
・求人情報の検索もできる
まだ、本格的に転職活動をしないという人でも、まずは情報収集として活用しています。実際のところクチコミを見るだけでも各企業の傾向を見ることもできますし、「新しい気づき」があるからです。
なお、会員登録から48時間限定で「転職会議」の企業クチコミが見放題になります。それ以降も見たい場合は、在籍した企業のクチコミを投稿すると、最大90日間企業のクチコミが見放題となる仕組みです。
登録しておいて損はありません。
企業に対するネガティブな意見も結構書いてありますが、ネガティブな意見、ひとつひとつをチェックしていくというよりも
「その企業に対してどのようなクチコミの傾向が多いのか」
転職を考えている会社の外からは見えない内情を推察する参考として私は使っています。
ミイダス
【公式サイト】https://miidas.jp
転職活動をする際に必ず聞かれるのが「現在の年収」と「希望年収」です。
採用後に現在の年収の確認のため「前年度の源泉徴収票」の提示を求められることもあるので絶対に嘘をついてはいけません。
しかし、転職活動で重要なのは
「現在の年収があなたのスキルに対して適正なのか?」
「あなたのスキルに対して適切な希望年収はいくらなのか?」
という点です。
いま働いている会社の年収が異常に低い(もしくは異常に高い)ということもありえるからです。
そんな時、あなたのスキルや経験から参考年収を算出してくれるサービスが「ミイダス」です。
年収の算出は蓄積された7万人の転職データを基にしており、同じようなスキルを持った人がどんな会社に転職したのかもわかります。
基本年収を知る上でミイダスはかなり使えます。必ず押さえておくべき基本情報として把握しておきましょう。
5分で登録完了できますので、転職活動をするなら最初に登録しておきましょう。
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