鬼滅の刃がアニメ、漫画で話題になっていますね。
ヒットした理由については、こちらでも書いていますが、
アニメ、漫画がヒットすると、その次はゲーム化されるケースがほとんどです。
「鬼滅の刃」は急激に大ヒットしたので、ゲーム化されるならこれからになると思うのですが、今回は鬼滅の刃がゲーム化されるならどんなゲームになりそうなのか、勝手に考察しでみたいと思います。
今回の目次はこちらです
鬼滅の刃がゲーム化はされないの?されるならスマホアプリそれともPS4 鬼滅の刃がゲーム化されるならどんなゲーム? |
鬼滅の刃がゲーム化はされないの?されるならスマホアプリそれともPS4
冒頭で触れていますが、鬼滅の刃が現時点でゲーム化されていないのは、鬼滅の刃自体がアニメ放送をきっかけに急にヒットしてしまったからのが大きな理由になります。
ヒットした理由については以下の記事でも考察しているので併せて読んで見てください。
【関連記事】鬼滅の刃がヒットした理由【マーケティング視点で解説/イノベーター理論】
ゲーム化にあたっては最短でも結構な時間がかかりますし、スマホアプリ、プレイステーション4、ゲームジャンルなどによっても、かかる時間が異なります。
おおよその開発期間としては
ゲームエンジンが存在する既存のパズルゲームの「ガワ替え」なら最短で半年は必要ですし
ゼロから開発すると、スマホ、プレイステーション4で最低1年はかかると思われます。
※ガワ替えとは中身は同じパズルゲームだけど登場するキャラが異なる程度のゲームの違いを指します。
その場合でも比較的開発期間が短く製作できるアドベンチャーゲーム、ミニゲーム集、または既にゲームエンジンが存在する上で、比較的ガワ替えでシミュレーションゲームなどに限定されます。
もし、ネットワーク機能を駆使したゲームや、アクションアドベンチャー的なCGによる作り込みが必要な本格的なゲームなら、1年半はかかりると見ておく必要があります。
いずれにしてもゲーム開発チームの能力に大きく依存しますので、経験値や開発力が低いチームだと、さらに開発期間はかかるでしょう。
鬼滅の刃がゲーム化されるならいつ発売日はいつ?
もし鬼滅の刃がゲーム化されるなら発売時期はいつ頃のなるのか?
ファンとしては気になる点ですが
そもそも「鬼滅の刃」は2019年4月にアニメ放送開始しましたが、アニメ開始以前には現在のような大ヒットは誰も想像していなかったでしょう。
よって、アニメ化が決まっていてもゲーム化までは決まっていなかったと想像できます。なぜならアニメ化するコンテンツが必ずしもゲームで成功するわけではないですし、アニメ以上にゲームは嗜好性の高い商品ですので、ある程度のまとまったファンの人数が必要であるためです。
とするならば、
普通に考えると「鬼滅の刃」のゲーム開発について着手判断ができるタイミングはアニメ放送終了後、現在のような大ヒットの兆しが見えたタイミングが最速だと思います。
となると、鬼滅の刃のヒットがメディアで報じられたのが2020年11月あたりですので、このタイミングから、もしゲーム開発が着手していたとするなら
最短で半年後の2020年5月、ただし、既存パズルゲームの「ガワ替え」程度となります。
しかし、「鬼滅の刃」の現在の人気を考慮すると「ガワ替え」程度のパズルゲームではファンとしては納得しないでしょうし、セールス的にも大きなものは見込めないでしょう。
よって、現実的にはちゃんとしたゲームを作って、いまから1年後の2020年11月くらいに最速でゲームが出てくるくらいのスケジュール感になります。とはいえ1年でも作れるゲームの内容には制限はあるでしょう。
しかし、ブームは熱しやすく冷めやすいものです。
今、現時点でまさに鬼滅の刃は大人気ですが、1年後にこの状態がどれだけ継続しているか、と考えると不安定要素は多いと思います。
鬼滅の刃がゲーム化されるならどんなゲーム?
ところで、鬼滅の刃が大ヒットした理由は何でしょうか?
ファンなら説明は不要だと思いますが
「世界観」「ストーリー」「登場キャラクターの魅力」
この3点に集約されると言ってもいいでしょう
よって
ファンからすると遊びたいゲームは、既存ゲームシステムの「ガワ替え」で開発されたパズルゲームではないのは明らかです。なぜなら、パズルゲームでは鬼滅の刃の魅力である「世界観」「ストーリー」「登場キャラクター」を表現するには限界があるからです。
ファンとして一番プレイしたい、期待するゲームの形は「世界観」「ストーリー」「登場キャラクター」を表現しながら、アニメ、漫画ストーリーの追体験できるゲーム、といった感じではないでしょうか。
鬼滅の刃はスマホゲーム向きではない理由
ここで、安易にスマホゲームアプリを選んでしまうのは微妙かもしれません。なぜなら「鬼滅の刃」は2019年末時点でコミック18巻程度しか発売されていないからです。
この18巻というタイミングがスマホゲーム化においては大きな障害になるのです。
なぜならスマホアプリはガチャに依存したゲームシステムであり、ガチャによるビジメスモデルの多くは登場するキャラクター数に依存するからです。
よって原作コミックによるキャラクターのストックがかなり必要で、キャラクター数に売上やゲームの寿命が大きく影響を受けてしまいます。
まだ、コミック18巻しか発売していない状態で大ヒットしてしまった「鬼滅の刃」はスマホアプリにすると、ガチャによるマネタイズで苦戦する可能性があります。
鬼滅の刃はPS4、ニンテンドースイッチ向けである理由
一方でパッケージ売り切り型の
ニンテンドースイッチ、プレイステーション4は少ないコミック巻数でも、演出の見せ方、ゲームの遊びの部分の深堀りでフォローできる部分が多く現時点で18巻しかコミックが発売されていない「鬼滅の刃」には向いていると思います。
そこでどんなゲームなら向いているかというと
「鬼滅の刃のストーリーを追体験できて」
「鬼滅の刃のバトルパートをゲーム化する」
という2つに絞って考えてみると、ちょうどコーエーテクモからPS4、PSvitaで発売されている
討鬼伝
進撃の巨人
あたりが「鬼滅の刃」とは相性が良いかもしれません。
[PS4]討鬼伝2
[PSVITA]討鬼伝2
討鬼伝は、モンスターハンター的なハンティングアクションゲームですが、鬼討伐をテーマにした和風的な世界観は「鬼滅の刃」と相性はかなり良さそうですね。
一方で進撃の巨人は「三国無双」を開発したチームによるタイトルなので、ストーリー追体験とアクションパートの融合はかなり得意分野だと思います。
いずれも既に発売されているゲームであり、ゲームエンジンは存在するので、完全なゼロ開発にはならないと思われます。開発時間を節約しながらも、これらのゲームエンジンをベースに開発すれば「鬼滅の刃」ファンが満足できるゲームができそうな気はします。
コーエーテクモ自体が、「鬼滅の刃」のような和風な世界観を得意とするジャンルだと思いますので、ファンとしてはぜひチャレンジして欲しいと思います。
まとめ
というわけで、今回、鬼滅の刃がゲーム化されるなら、どんなゲームなのか独自に考察してみました。
ゲーム化されるとしても、まだまだ先になりそうですが、ぜひゲームでも鬼滅の刃が楽しめる時を楽しみに待ちたいと思います。