テレワークでサボっていないのにサボっていると会社や上司から指摘された時の対処法4つ
在宅業務、いわゆるテレワークは人の目がないわけですから、ある意味、サボり放題です。
しかし、実際のところサボっている人と、サボっていない人は大きく分かれます。
周囲をもてみ若い人ほど、サボっていると上司に思われたくないから、ちゃんと仕事をする
一方で社会人経験の長い人の中で、普段からサボり癖がある人こそ、ここぞという感じでサボっていたりします。
また世代によってもテレワークに対する感覚は違うようで
若い人ほど、上司や同僚にサボっていると思われたくない
年齢がいくほど、部下がサボっているような気がして不安になる
といった意識が働くようです。
コロナ前から毎日、遅刻ばかりする人がいましたが、そのような人は、まさに現在のテレワークは願ったり叶ったりであり、サボりまくっています。
一方で、コロナ前から真面目で遅刻とは無縁だったような人ほど、サボっていないのにサボっていると言われることに対する不安を抱えているのです。
そこで、サボっていると思われないようにするための方法についてご紹介します。
①日報を提出する
日報を提出するのは効果的です。
会社によっては、若い人は日報提出がルール化されていますが、年齢が上がると日報を書くことはないかもしれません。そもそも日報提出が上司による部下の業務把握ですから、上司は日報を提出する必要がなかったのです。
しかし、日報を提出する必要のない年齢の高い人も、あえて日報を提出することで、サボっていない感はアピールできますので、心理的な不安が解消できます。
日報という名称でなくてもよくて、今日やったことをまとめておいて、1週間単位で周囲に伝えるでもいいですし、サボった疑惑を受けた時に提出するための証拠資料としても使えます。
②見える形でアウトプットを出す
結局のところ、何を持ってサボっていないとか、仕事ができるとか
テレワークになるとわかりやすいアピールができる人が会社では評価されます。
自分はサボっておらず、むしろ積極的に仕事をしているとアピールする上で一番有効なのは、見える形でアウトプットを出す方法です。
・資料作成して周囲に共有する
・メッセージツールを仕事で使っているなら書き込み比率を高くする
など何かしらデータとして残る形、目に見える形で残すことで、サボっている感は払拭できます。
③会議で積極的に発言する、または会議を主催する
文字やドキュメントにするのが面倒とか、苦手な人は
オンライン会議で積極的に発言したり、もしくは会議そのものを主催することで、周囲に対してサボっておらず、仕事をしている感を印象付けることもできます。
④忙しいフリをする
コロナ前から暇でも忙しいフリをすることで、生き残ってきた人がいましたが、コロナ禍の中でも忙しいフリをすることは有効です。
「忙しい、大変だ、仕事でパツパツだ」
言葉に出して周囲にアピールしましょう。
本当に忙しくても言葉にしなければ周囲に伝わりませんから、とにかく伝えることが重要です。
サボっていないフリはいくらでも出来る
ここまでサボっていないように見せる方法についてご紹介しましたが、
実際にサボっていても、このような対応をすることで、いくらでもサボっていないフリはできるのです。
つまり、いくらでも忙しく見せることはできるし
サボっていないフリもできるし
その結果、演技が上手い人が評価され昇進するということは、コロナに限らずコロナ以前の世界でも実際にありました。
テレワークになって、対面式のリアルなコミュニケーションができなくなったことによって、対面式のコミュニケーションに依存していた人は大変な思いをしており、年配の方が多いと思います。
テレワークがサボっていて、出勤していればサボっていないという考えは矛盾
でも、ちょっと考えてみると矛盾に気づきます。
テレワークがサボっている可能性があって、出勤していればサボっていないという考え方がそもそもおかしいのです。
実際に出勤して、自分の席でパソコンを触っていれば仕事をしているような感覚になるし、周囲に対しても罪悪感がないというのが、コロナ前の職場でした。
でも実際のところ、出勤していても全然仕事なんて手に付かない、頭が回らないような日はありましたし、長い会議や資料作成など、そもそもそういうのって仕事をしていることなのか?というと怪しいものもあります。
むしろテレワークになって会議時間は短くなり、集中して資料作成が自宅でできるはずですから、むしろ仕事の効率は上がっているんですね。
そもそも会議に参加して、資料を作れば、それが仕事なのか?
という根本的な疑問はあるわけですが、
テレワークがサボっている可能性があって、出勤していればサボっていないという考え方がそもそもおかしいのは事実です。そんなことは当たり前なのですが、本当に大切で重要な部分に踏み込まずに、表面上のやり取りしかできない会社って、そもそもどうなのか?という気はします。
結局のところ、あなたはどうしたいの?
コロナ禍によって、これまで会社でサボっていた人や無能な人が可視化されて、これからますます厳しい状況に追い込まれるでしょう。
一方で会社出勤することで仕事をしていた演出ができて評価されていた人も厳しい状況になります。
そもそも、仕事をやっている演出とか、どうでもよくて
そんな表面上でしか物事を判断、評価できない企業の存在が明らかになってきました。
こんな状況の中で、みなさんは結局どうしたいのか?
これが重要になります。。
サボりながらお金がもらえればいいのか?
いや、本当の意味で仕事をしてスキルアップしたり、将来の夢に近づく仕事をしたいのか?
サボりながらお金がもらえる状況が永遠に続くなら、それも悪くないのですが、現在の世の中を見るとそれは難しく、そもそも今の会社がこれからも潰れずに経営できるかもわかりません。これは中小企業に限った話ではなく、大企業でも同じで、どこもかしこもリストラを進めていますので、サボっている疑惑をかけられて首になる可能性もあるわけです。
実際にサボっていなくても疑惑をかけられる可能性もありますから。
でも、それって全く無意味なことだと思います。だって我々の目的が
本当の意味で仕事をしてスキルアップしたり、将来の夢に近づく仕事をしたい
というところにあるならば、サボっているとか、サボっていないとかではなく、どこで働き、何を成し遂げるのか、それこそが重要だからです。
最近、在宅勤務ということや転職活動が全部オンラインで完結してしまうことから、転職する人も増えていますが、雇われるのではなく、我々が働く場所、会社を決めるという感覚が高まっているからかもしれません。
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