【会社の飲み会に行きたくない】価値ある飲み会は会社の外にあり!
今回は
「会社の飲み会」ほど人生において無駄なことはない
むしろ、飲み会に参加し続けることは、あなたの人生において大きなリスクになりえる
という、ちょっと怖いお話をしたいと思います。
まとめると
「飲みニケーションって時代遅れだよね」
という話です。
コロナ禍の影響もあり、会社主催の飲み会は非常に少なくなっています。よって、会社飲み会自体がもはや昔話になりつつある職場もあるかもしれません。
でもその一方で、会社飲み会を生きがいにして、コロナが終息した後は再び、会社飲み会の復活を考えている人もいることでしょう。
「でも、最初に結論をお伝えすると会社主催の飲み会ほど無駄なことはありません」
会社の飲み会のどこが無駄なのか、その理由について説明していきましょう。
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会社の飲み会が無駄な4つの理由
なぜ、会社の飲み会は無駄なのか?4つの理由を解説していきましょう。
会社の飲み会は「お金」を失う
まず会社飲み会とは何なのか?
私が働いている職場を例に整理してみたいと思います。
会社飲み会が開催されるケースとしては以下が想定されます。
①退職、入社、部署異動
②部署の忘年会、新年会
③プロジェクト開始時のキックオフ
④プロジェクト終了時の打ち上げ
⑤同僚との個別飲み会
この中で私自身が率先して意思を持って参加しているのは「⑤同僚との個別飲み会」だけになります。その他は自分自身の意思とは関係ないところで、開催される飲み会です。
よって、今回の会社飲み会からは⑤のケースは除外して話をしたいと思います。
働いている会社は東京都内なので、飲み会で飲み放題を入れると
平均金額はおよそ5,000円はかかります。
合計3,000円〜4,000円でも飲み会を開催できなくはないですが、
この金額だと食べ物はある程度我慢できても、飲み物の種類が制限される場合があるためです。
たとえば発泡酒はNG、やっぱりビールでなければ飲み会にならないといったケースです。
さらに会社は派遣、契約、アルバイト、正社員など様々な契約形態の人が集まって働く場所ですから、それぞれにあわせて飲み会の会費は傾斜負担が必要です。
傾斜負担とは割り勘ではなく収入や役職に応じて負担する金額が異なるというわけです。
たとえば飲み会の平均金額は5,000円だとしても、役職持ち正社員だと6,000〜7,000円を負担させられることが多いのです。
気持ちが乗らない飲み会で、さらにお金まで多く支払わなければならない・・・・これって罰ゲームとかですかね?
と思わず叫んでしまいそうです。
会社飲み会は「時間」を失う
会社の飲み会は、多くのケースが2時間飲み放題で実施されます。
2時間飲み放題コースではなくても、2時間以上は飲み会で時間拘束されます。つまり1時間で終わることは絶対にないのです。
その後、有志を募って二次会に行くこともあります。
二次会は断れなくもないのですが、一次会で盛りあがった結果、どうしても二次会に参加しなければならない状況になってしまう事が多いのではないでしょうか?
二次会も途中で抜け出すとしても、1回の飲み会で平均的に3時間くらいは時間がかかってしまいます。
もう、これって時間の無駄です。3時間あれば副業ができますし、仕事だってできます。大切な友達との飲み会とならまだしも
会社の飲み会に3時間も費やすのは無駄以外のなんでもありません。
会社飲み会は「機会」を失う
飲み会が終わって帰宅した後も、酔った状態ではまともに作業や仕事ができません。よって、
1回の飲み会で平均3時間かかるとしたら、
3時間に加えて帰宅後に、本来作業にかけられた時間、おおよそ2時間くらいがかけられなくなるという事になります。
飲み会による副次的な影響も考慮すると5時間くらいはロスしていることになります。
本来5時間あれば、ブログを書く事もできますし、独立起業に向けた新しい事業アイディアを考えたりすることもできます。
また家庭がある人なら家族、子供との貴重な時間を失っているとも言えます。
これは海外ではありえない話で、海外では職場の仲間で飲み、そして帰宅時間も周りに合わせるという行為自体が存在しません
年功序列や日本のような集団行動とは無縁の世界です。
仕事が終わったら上司も部下も早く帰宅して家族や自分の時間を大切にします。
飲み会に参加しなかった事が人事評価にも影響しませんし、あくまでも成果主義の世界であり、もし仲の良い同僚と飲みに行くとしても、それは仕事の延長ではなく、友人としてのお付き合いであり、仕事の話はタブーなのです。
会社飲み会は「信頼・信用」も失う
海外と比べると、日本の会社における飲み会がどれだけ異常なのか、だんだんわかってきたと思いますが
日本の会社の飲み会は、そこでの対応次第でその後の仕事における「信頼・信用」を大きく失うリスクも持っています。
・飲み会は無礼講といいながらも実際は無礼講ではない
・どんな理由でも飲み会に遅刻してくると信用を失う
・幹事はお店選びや、飲み会の盛り上げ次第で評価が下がる
・お酒が入っている同士、飲み会における会話が翌日の仕事に影響する
冷静に考えれば、おかしな話ばかりですが、対応方法を間違うと、
そもそも参加したくない飲み会なのに、
無理やり参加した結果、
参加したことがネガティブに働く
という、よく分からない状態になるのです。
会社の飲み会には地雷だらけです。地雷を踏まないように気を使いながら飲み会に参加しなければならない罰ゲームのようなものです。
そんな飲み会をしなければならない会社って、早く転職した方が良いのかもしれませんね・・・
会社飲み会は「不健康」になる
仕事が終わって早く帰ってジムで運動したいのに・・・飲み会で脂っこい食べ物やお酒を飲まされて・・・
どう考えても不健康になりますよね。
会社員として体は資本です。健康でなければ仕事もできません。そんな健康と飲み会は真逆の存在と言えます。
会社飲み会は「パワハラ」「セクハラ」のリスクがある
会社の飲み会でセクハラをしてしまい、解雇された役員とか結構いませんか?
最近は大手企業の代表が、飲み会でのセクハラでクビになったニュースもありました。
お酒は飲み方によっては理性を失う恐ろしい部分があります。会社の飲み会に参加したことで、その後の人生を棒に振ってしまった人も実際にいます。
つまり
飲み会に参加することは、そういったパワハラ、セクハラの加害者、被害者になるリスクがある、ということは知っておく必要があります。そんなリスクがあるのに、皆さんは会社の飲み会に参加しますか?
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会社の飲み会は組織で生きていくためには必要
とはいえ、会社飲み会は必ずしも無意味というわけではありません。
当ブログではこんな記事を書きました
組織で生き残るには生き残るための術を知っている人に限られます。
どんな人かというと
会社組織の仕組みを作る人、それを管理している人が生き残れるわけです。
まさにオーナー社長とか、わかりやすい筆頭格といえます。
つまり、組織で生きていくためには、組織の仕組みを作る人の懐に入り込む必要があるわけです。
懐に入り込むには、会社の飲み会という手段は有効です。
しかし、私は懐に入り込む飲み会は大嫌いなので、絶対に参加しません。
なぜかというと、
・そういう行動をしている自分
・そういう行為を受け止めている組織の風潮
がたまらなく嫌だからです。
日本の会社員は基本的に、会社全体で行う飲み会に参加しないと「付き合いが悪い奴だ」と、仕事に影響がでますし、評価も下がります。
飲み会に参加しないと評価が下がることに対しては、表面上は関係性がないようにしていますが、
人を評価するのは結局のところ人間です。
会社とは採用・管理する人間が一緒に働きたい人、会社の文化に馴染める人を集めた場所であり、一緒に働きたくなくなった時点で、最終的にはリストラ対象になります。
(リストラ候補を選ぶのも人間ですから)
でも、こちらの記事では会社員であることはリスクであると書きました。
この記事の中でこういうことも書きました。
これからの時代、生き残るために必要なことは
どれだけ早く会社員を卒業できるかこれが真実です。
つまり、これからの時代、生き残るためには、いかに会社を利用しながら、どれだけ早く会社を脱出できるかにかかっています。
これが真実なのです。
でも、会社の飲み会に参加するということは、会社からの卒業を遅らせて、人生におけるリスクを冒すために飲み会に行っているようなものなのです。
そう考えると、会社飲み会への参加が如何にヤバいものなのか、わかると思います
定年までその会社に居続けるつもりなら止めませんが、終身雇用が完全に崩壊している現代において、定年まで居続けることはまず不可能です。
会社飲み会に参加することの損失まとめ
ここまでお話してきた内容を踏まえて
会社飲み会に参加することにおける損失をお金で表現してみましょう
①会費における損失
1回あたりの飲み会の平均金額:5,000円×1ヶ月に1回参加=年間6万円
年間6万円×10年=10年60万円
②参加時間における損失
飲み会における時間の平均ロスは3時間+飲み会がなければ帰宅後に使えた時間2時間=5時間
5時間×首都圏の平均時給1,000円=5,000円
5,000円×毎月1回参加=年間6万円
年間6万円×10年=10年60万円
①+②=年間12万、10年間で120万
年間12万ならスポーツジムの年会費に相当しますね。
120万ならスズキのハスラーが112万円からなので、ハスラーが買えます。
(ヤバいですよね、軽自動車が買えてしまいます)
そう考えると、金額的にも会社飲み会が如何に無駄かわかると思います。
そして、気づいたかもしれませんが
参加会費5,000円を支払って、5,000円の価値ある時間を無駄に消費していんですよ。
そう考えると、どれだけ会社飲み会が異常なのかわかると思います。
会社飲み会の賢い断り方|5つの方法
とはいえ、会社員である以上、会社飲み会を無下に断って、仕事に影響を与えるのは、あまりお勧めしません。
いずれ転職、起業する予定だとしても、ここは大人の対応で角を立てずに断りましょう。
そこで賢い会社飲み会の断り方についてご紹介します。
飲めない体質であると伝える
企業のコンプライアンスが問われている時代ですから、お酒が飲めない体質、医者に止められている、といえば無理に飲み会に誘われることもないでしょう
普段から「お酒が飲めない」ということを周囲にアピールしておくのも賢い断り方です。
家庭の事情で参加できないと伝える
独身だと使えない断り方ですが、
子供や家族の対応で、遅くまでいられない、だから飲み会には参加できない、と伝えれば、飲み会を断る理由になります。
幹事をやって満足させた上で理由をつけて断る
一度、幹事をやって圧倒的に出席者を満足させた上で、「飲めない体質」「家庭の事情」を使えば、より断りやすくなります。
飲み会に参加しない人という認識を浸透させる
「あの人は飲み会に参加しない人だ」
というポジションを日頃から確立してしまうのもアリです。
「参加できそうなのに参加しない」という状態が周囲の反感を買ってしまうので、そこから外れてたポジションを獲得するのはアリです
仕事においては圧倒的な結果を残し周囲が言えない状況にする
仕事で圧倒的な結果を出して、周囲が何もいえない状態のするというのも、飲み会を断る手段として使えます。
本当に価値ある飲み会は会社の外にある
最後に誤解して欲しくないのは
飲み会自体を否定しているわけではありません。
価値ある飲み会には積極的に参加するべきだと思います。
ただし、「その価値が会社の飲み会にはない」というのが今回伝えたいことなのです。
たとえば、
会社から独立起業した元同僚、転職した元同僚
または自分が持っていなような知識、経験を持ち、一緒に飲んで話をすることで得るものがある人
そんな人とは、毎日でも飲みに行くべきです。
会社飲み会の悪い点は、すでに知っている仲間と、いつものありがちな会話を繰り返す場所であるため、その飲み会を通して成長がないという点にあります。
なので、ぜひ、もっと外に出ましょう
「会社員であることが人生最大のリスクである」とお伝えした通り、外に出ていかないこともリスクだからです。
それでも会社の飲み会を断れなかったら
会社の飲み会は本当に無駄です。
もし、それを強制するような会社があるようでしたら、私なら転職を考えます。なぜなら、会社の飲み会自体が、その会社にとって生産性がない行為だからです。
「いや、絆とか士気を高めるために会社の飲み会は必要だ」
という意見もあるかもしれません。
でもそれって本当にそうですか?
飲み会という手段が本当に士気を高める方法として適切なのでしょうか?
そして会社の飲み会が開催されている会社は結果を残せているのでしょうか?
世の中には様々な会社があります。会社の飲み会なんてなくても成果を出して、モチベーション高く気持ちよく働ける会社がたくさんあります。
まずは転職活動を通して、外の世界を覗いてみるのもおすすめです。
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