35歳でゲーム業界未経験で、これからゲーム会社に就職転職できるのか?
この手の質問は数えきれないほどあるわけですが、
まず最初に結論を伝えておく必要があると思います。
大前提として
「この世界に不可能なんて存在しない」
ということ。
35歳、ゲーム業界未経験でもゲーム会社に転職できます。
実際にゲーム業界未経験でゲーム会社に就職した人は数えきれないほど存在します。むしろ、周囲を見渡せば未経験の人ばかり・・・(それはそれで問題があるのですが)
という会社も存在します。
ただし、基本的に年齢が上がれば比例して、転職は難しくなります。
これはゲーム業界に限った話ではないのです。
年齢の上昇とともに転職が難しくなれば、未経験の人材を好んで採用するような会社も激減します。
これらを総合的に考えて
「未経験で、かつ35歳の人材がゲーム業界に転職するのは不可能」
と言われる所以です。
しかし、その一方でゲーム会社といっても世の中には無限に存在します。
もし、これを読んでいる皆さんが未経験からゲーム業界への転職を考えているなら、ピンポイントで攻略する方法の核心についてお話をしますので参考にしていただければ幸いです。
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35歳、ゲーム業界未経験でゲーム会社に転職する方法
今回は、あくまでも「35歳、ゲーム業界未経験で、別業界で正社員をやってきた人」という架空のモデルをベースにどうやってゲーム業界に転職するのか?その方法についてお話します。
ポイントはいくつかあります。
・ゲーム会社といっても無限に存在する
・ゲーム会社にはさまざまな職種が存在する
・大企業で新興企業ほど人手不足
・ゲーム業界の経験よりもベースポテンシャルの方が武器になる
一つ一つ解説していきましょう。
ゲーム会社といっても無限に存在する
一言でゲーム会社といっても色々な会社が存在します。
任天堂、ソニー、セガのような老舗会社もあれば、DeNA、グリー、コロプラなど新興のIT系ゲーム会社もあります。もちろん、名前も上がらないような中小企業のゲーム会社も膨大な存在しますし、そんなゲーム会社を支える周辺企業も存在します。
同じゲーム会社でもそこで働く人や会社の文化、経営者の考え方などがバラバラなのです。そして、それぞれの会社が置かれている状況もバラバラです。
働く人の平均年齢 | ゲーム事業に対する経験 | 仕事のスピード | 思考回路 | 採用姿勢 | |
老舗企業 | 高齢 | 多い | 遅い | 感情的 | 保守的 |
新興企業 | 若い | 少ない | 速い | 論理的 | 積極的 |
簡単位まとめるとこのようなイメージです。
ここで重要なのはどっちが良いとか、どっちが悪いとか、そういう話ではありません。
ただ押さえておきたいのは、同じゲーム会社でもその中身が全然違うので、そこで求められる人材とか、採用方針とか採用基準とかが全然違うということです。
老舗企業では相手にされないくらいの人が、新興企業では引く手あまただったり
その逆も存在します。
これは実際にゲーム会社に入社して働いた後にも影響してきますが、A社では高く評価される人材がB社では最低評価でリストラ対象になるようなケースもあります。
(これはゲーム会社に限った話ではなく、世の中のどの会社にも当てはまる話ですね)
さて、今回のケースは
「35歳、ゲーム業界未経験で、別業界で正社員をやってきた人」
ということなので、この方がどんなに老舗ゲーム会社に応募しても採用される確率は極めて低いということなります。なぜなら
老舗ゲーム会社は保守的で、経験値を重視し、仕事のスピードも遅く、リスクを恐れる傾向にあるからです(全ての老舗ゲーム会社がそうとは断言しませんが、ほぼそんな感じです)
35歳でゲーム業界未経験の人材にポテンシャルを感じて覚悟で採用するのはリスクが大きいと判断することでしょう。
(まぁ、そういう保守的な考え方があるからこそ、老舗ゲーム会社の多くは現在のスマホゲームとかでかなり苦戦しているんですけどね・・・)
一方で、新興ゲーム企業はその逆をいく社風を持っているところが多い傾向にあります。もし、あなたに可能性を感じるなら、未経験でも採用される可能性はあります。
しかし、ここでのポイントは
未経験だけど、あなたの中に何か特別なスキルや可能性を見出せるのか?ここにかかっています。なぜなら、新興ゲーム会社の多くは物事の判断に対して、何かしらの「論理的判断」を求める傾向にあるからです。(社風というやつですね)
ゲーム会社にはさまざまな職種が存在する
ゲーム会社と一言に言っても、社内にはさまざまな職種が存在します。
例えばゲーム開発部門といってもプログラマー、デザイナーといった社内で創作活動をするクリエイティブな人もいれば、
創作活動をしない、できないけど、開発部門で働いている人もいます。
プロデューサー、ディレクター=プログラミングやデザインができる人とは限らず、むしろそんな経験がない人がプロデューサー、ディレクターをやっているケースもあります。
一方でゲーム開発部門以外にもさまざまな仕事がゲーム会社には存在します。
宣伝、マーケティング、SNS運用、デバック、Web広告、映像制作、リアルイベント運営、品質管理、法務、経理・・・・他にもたくさんの職種があって、まさにゲーム事業というものは大きなチームで実行される巨大事業というわけですね。
ここで重要なのは、あなたが未経験でプログラマーに応募しても採用される可能性はゼロという点です。
しかし、最終的にゲームプロデューサーになりたいなら、開発部門の他の仕事でもいいわけですし(例えばアシスタントとか)、宣伝マーケティングに入って、いずれはプロデューサーを目指すことも不可能ではありません(そういう人は何人も存在します)
ここで重要なのは
ゲーム会社のどこでもいいのでまずは潜り込む
その際にあなたが持っている強み=武器は何か?
という話です。
絵を描ける、プログラミングができる、これも強みですが
人をマネジメントできる、Youtuberとして活躍している、SNSが得意、とにかくゲームを色々知っている、これも強みになります。
もし未経験でゲーム会社転職を目指すなら私なら、次の中からどれかを極めて自分を売り込みますね。
・特定のゲームジャンルにおいて熟知している
・SNSについて熟知している。かつ自分でもSNSをやっていてフォロワーがそこそこいる
・映像編集ができる
・最新のトレンドについて詳しく、それらについて解説できる
これらは大きな武器になります。なぜなら、実際にゲーム会社に入社するとわかるのですが、これらのことができない人が本当に多いからです。
あともう一つ付け加えるなら、もし皆さんがゲーム業界未経験だけど、35歳まで別業界で何かしら仕事として高いパフォーマンスが残せてきたなら、それも武器になります。
なぜなら、当たり前にできることが、当たり前にできない人が世の中には多いからです。
これはゲーム業界もそうで、当たり前にスケジュール管理ができて、それを実行できる人が本当に少ないので
「あたり前に仕事ができるスキル」
というのもかなり重宝されます。
大手ゲーム会社×スマホゲーム会社は狙い目
どうしても未経験からゲーム業界を目指すなら、大手ゲーム会社でスマホゲーム会社は狙い目です。むしろ、ここ1本に絞っていいと思います。
なぜならスマホゲームで成長してきたゲーム会社って、必ずしもゲーム会社としての専業ではなく、色々な事業を多面展開しているケースが多いのです。
つまりどういうことかというと
ゲーム事業はやっているけど、ゲーム事業にそこまでこだわりがない
ということになります。
実際に入社するとわかりますが、ゲーム部門なのに、ゲームに興味がなく、仕事としてやっているだけ、という熱量の低い人も多いのです。
(一方で老舗ゲーム会社は熱量は高い人は多いかもしれません)
そんなゲームに対する熱量が低い人が多い会社では、離職率も多く、常に人材不足です。しかし、ちょっと冷静になって考えてみてください。
ゲーム業界は未経験者なんて転職不可能と言われますが、ゲーム業界で経験豊富な人がどれだけ人材転職市場に存在すると思いますか?
そして、1、2年ゲーム業界で働いただけの人が経験者として、どれだけ使えると思いますか?
そう考えると前のパートでもお話ししましたが
「あたり前に仕事ができるスキル」
を持っている普通に仕事ができるビジネスパーソンの方がゲーム業界では重宝されますし、そういう人は未経験でも転職のチャンスはあります。
むしろ、そういう人を多く採用している会社も存在しますし。
多くの人が間違った転職活動をしている
一方で、多くの人が間違った転職活動をしているともいえます。つまり、ゲーム会社に転職したいけど、攻略すべき場所や方法が全く間違いというわけです。
・老舗ゲーム会社はカルチャーも硬く、保守的である
・ゲーム会社において優秀な人が必ずしも転職で有利とは限らない
・むしろゲーム会社でキャリアがある人が苦戦する場合も
ゲーム業界で経験値が高い=優秀
というわけではありませんし、むしろ、頭が固まって新しいことにチャレンジできないという場合も多く、経験値が高い人ほど転職活動で苦戦する場合もあります。
ちなみに、どうしても老舗のゲーム会社で働きたい!と思うなら、まずはスマホゲームの新興ゲーム会社で経験を積んで、そこから老舗ゲーム会社への転職を狙うというのもアリです。
ゲーム業界の転職エージェント選びも注意が必要
ゲーム会社に転職活動をする際に多くの人は転職エージェントを使うと思います。
しかし、多くの人は一般的な大手転職エージェントに登録して活動している人が多いのではないでしょうか?
これまでお話をした通りゲーム業界って特殊な業界です。
よって、ゲーム業界を熟知した転職エージェントを選ぶ必要があります。
その中でおすすめなのはG-JOBエージェントです。こちらはゲーム業界に特化したエージェントになるため、圧倒的な情報量とゲーム会社とのパイプがあるからです。
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主な質問内容は
・学歴
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かなり細かいところまで質問に落とし込まれているので、質問に答えていくことで
画面上にある想定年収が変動していきます。
最終結果が表示されてから会員登録という流れになるので、その手前でやめても問題ありません。
なお、診断で選択した企業名は、会員登録した後に、「この企業には非公開になる」という仕様なので現在働いている会社にバレることもありません。
実際に質問に答えて行った結果、私の場合は、こんな結果になりました。
とりあえず、1度受けておいて損することはないのでやっておきましょう。
この年収が正しいかは置いておくとして、年収の数字感が掴めるのは転職活動において大きな参考になります。
ミイダスのメリット
・あなたの適正年収がわかる
・あなたを必要としている企業がわかる
・面談確定の企業がわかる
これだけでも、今までなんとなく給料もらって働いていて、それが高いのか、安いのか
わからなかった人にとっては大きなメリットです。
ミイダスのデメリット
役職者、役員、業界に特化した特殊スキルを持っているスペシャリスト
みたいな人はミイダスで適正年収を出すことは難しいかもしれません。
また、社長から直接ヘッドハンティングで雇用されて現在の年収は3000万円!!!
みたいな人や、あなた自身が会社経営をしていて、社長をやっている場合とか算出困難かもしれません。
その他、熱意とか、そういった数値化できないものは判別することはできません。
適正年収を知ることは重要です
とはいえ適正年収を知って
かつ、その年収であなたに対してオファーしたい!と言っている企業名まで知っておくことは転職活動において重要です。
そもそもの現在の年収が「高すぎるのか」「安すぎるのか」
あまりにも我々は無知だからです。
よってミイダスで診断を受けて、登録して
その上でそれら情報を武器として、その他の転職エージェントに登録することがおすすめです。
そうすれば失敗しない転職活動ができます。
▼ミイダスについては下記の記事で詳しく解説しています▼
まとめ
35歳未経験からゲーム業界に転職する方法ということでお話をしました。
どうでしょうか?
そこまで無理、不可能というイメージがちょっと変わったかもしれません。
「この世界に不可能なんて存在しません」
そして、皆さんがこれまでの人生の中で、「ちゃんと仕事ができる人材」ならば、そういった
当たり前のことが当たり前にできる人材であることは未経験よりも価値があることを忘れないでください。