【あなたの転職理由は何ですか】転職の目的を整理できる転職診断シートを公開
こんにちは「はまねこ」です。
現在40代、社会人経験の中で5回の転職経験があります。
成功した転職もあれば
ちょっと失敗したな、という転職経験もあります。
世の中、「上手く行く転職の方法」に注目が集まりがちですが
実は「失敗から学ぶことの方が多い」ものです。
人生体験の中で「失敗したこと」「成功したこと」を通して
実際に私が5回の転職活を経験した中で最終的に行き着いた
「転職理由を整理することの重要さ」
「転職理由を整理する方法」
についてお話します。
転職の目的が整理されていない転職は失敗する可能性が高まります
転職活動を行うにあたって必ず
「履歴書」「職務経歴書」を作成します。
履歴書は学歴、職歴を整理したものであり
職務経歴書は職歴の中身を深く掘り下げたものです。
多くの人が、この2つを作成した状態で転職活動に臨むわけですが
「履歴書」「職務経歴書」に書かれていることは、
あくまでも過去の結果の羅列に過ぎません。
「履歴書」「職務経歴書」には
なぜ転職したいのか?転職してどうしたいのか?
といった「転職活動を行うこれからの自分」に関することが一切整理されていません。
過去の結果しか整理されていない状況が転職がうまくいかない原因です。
ここを整理することで成功に近づく転職活動ができるようになります。
記入するだけで整理できる「転職診断シート」
転職は会社起業と同じようなものです。
なぜなら転職活動とは
「自分を売り込み」
「転職という形で仕事の発注を受ける」
といった会社起業に近い感覚で挑んだ方がうまく行くからです。
そこで、今回は起業する場合にも使われる5W2Hを組み合わせて整理すると転職活動における目的と、自分の売り込み方を整理できるため、転職活動を有利に進めることができます。
一般的な5W2Hの場合は
Who→When→Where→What→Why→How→How
といった順番になりますが、転職活動向けに順番を変えています。
5W2H | 転職活動における内訳 | |
①Why(なぜ) | 転職したい理由と目的 | 皆さんが転職活動をする理由、転職の目的は何ですか? |
②Where(どこで) | どの業界(会社)で働きたいのか | 転職の目的を達成するために働きたい会社や業界はどこですか? |
③Who(誰に) | 転職活動で売り込みたいターゲットは誰か | あなたの経験やスキルは企業内の誰が魅力に感じるのか?市場では誰が魅力の感じるのか? |
④What(何を) | あなたができること、転職したら提供できること | ③Whoに対して売り込むあなたという商材の強み、優れた点は何か? |
⑤When(いつ) | 転職できる時期 | いつから転職できるのか?いつ転職したいのか? |
⑥How to manage(どのように) | 転職企業への価値の提供方法 | 転職したらどのよに④Whatを提供できるのか?提供する方法やプロセスはどのようなものか |
⑦How much(いくらで) | 希望年収や条件 | あなたが提供できる価値に対して求める年収はいくらか |
いかがでしょうか?
7つの項目は、皆さんが転職したい理由、どこに転職して、何が提供できて、何を達成したいのか?その代わりに得たい対価などが整理できます。
実際に下記のシートを埋めてみましょう。
あくまでもサンプルとして私(はまねこ)の記入例も書いておきました。サンプル用なので、実際に私(はまねこ)の実態とは同一ではありません。
5W2H | はまねこ | はまねこ | 皆さんの記入欄 |
①Why(なぜ) | 転職したい理由と目的 | 将来起業するために会社経営や新規事業立ち上げの経験をしたいから | |
②Where(どこで) | どの業界(会社)で働きたいのか | スタートアップやベンチャー | |
③Who(誰に) | 転職活動で売り込みたいターゲットは誰か | 会社代表、または鑑賞役員 | |
④What(何を) | あなたができること、転職したら提供できること | 数字に強い論理的思考と、ユーザー目線で語れる感情的思考をミックスした経験とスキル | |
⑤When(いつ) | 転職できる時期 | いつでも | |
⑥How to manage(どのように) | 転職企業への価値の提供方法 | 既存事業の改善プランを提案し、既存事業の利益率をアップさせながら、新規事業を1年以内に立ち上げ軌道に乗せる | |
⑦How much(いくらで) | 希望年収や条件 | 1,000万円(前職が800万円なので20%アップ) |
いかがでしょうか?
全部の欄を埋めることができましたか?
全部の項目を埋められたら素晴らしい。また埋められてもしっくりこなくてとりあえず埋めているだけの項目もあるかもしれません。
そもそも、いきなり全部埋められる人は多くないので悩む必要はありません。
ただし1回目の記入で7つの項目のうち4つ以上、完全にしっくりした状態で埋められないなら、転職に対する明確な理由が定まっていない可能性が高いです。
つまり、正当な目的ではない現実逃避のための転職である可能性があります。
【しっくり納得できる状態で埋められた項目数】
・3つ以下:転職の明確な理由が整理されておらず転職活動がうまくいかない可能性が高い。転職できても成功した転職ができない可能性が高い。
・4つ以上:転職活動を始められる状態が揃っている
・6つ以上:すぐに転職できる状態が揃っている
少し前の話ですが転職サービスのTVCMのキャッチコピーで
「いまよりもっといい職場(に転職したい)」
というものがありました。
「いまよりもっといい職場や環境に転職したい」
という転職動機は自然で純粋な動機なので「動機としては否定しませんが」、それだけでは成功する転職はできません。
今回の「転職診断シート」に書き出すことで
本当に転職したいのか?
一瞬の気の迷いや、今の職場の給料や人間関係、仕事に対する不満から逃げたいだけではないのか?
といった転職活動における皆さんの本音を明確にすることができます。
一歩踏み出すには転職サービスや転職エージェントの登録がおすすめ
実際のところ転職活動を始めるにあたって様々な方法があります。
「googleやSNSで検索して情報収集してみる」
「知り合いにヒアリングしてみる」
これらの方法は有効ですが、大きな弱点があります。それは
「転職のアクションにつながるものがなく、ただの自己満足に過ぎない」
ということです。
「googleやSNSで検索して情報収集してみる」
「知り合いにヒアリングしてみる」
このような行動自体は有益ですが「SNSで情報を見ただけ」「知り合いに話を聞いただけ」で終わってしまうことが多いからです。
結果的に今の仕事を惰性で続けてしまい、5年後、10年後に続けてしまった事実を後悔しながらも、そこから抜け出せない人が多いのです。
過ぎ去った物理的な時間はお金で買えるものではありません。
論理的な時間はお金で買えるものはありますが、過ぎ去った5年、10年はタイムマシンか若返りの薬がない限り取り戻すことはできません。
「googleやSNSで検索して情報収集してみる」
「知り合いにヒアリングしてみる」
といった行為自体は悪くはないのですが、その次のアクションが伴わない行為は意味がないのです。
はまねこの経験上、一歩踏み出すには「転職サービス」「転職エージェント」に登録が必要だと断言します。
実際に転職しなくてもいいですし、転職エージェントに会わなくても良いのです。ただ登録するだけで構いません。
しかし登録することで、「転職したいなぁ」というただの思いや自己満足の世界から一歩踏み出すことができます。
私が5回の転職に役立ったおすすめ転職サービスや転職エージェント
「転職診断シート」で4つ以上の項目が埋められたら、皆さんの中で転職に対する「目的」「やるべきこと」が明確になっている状態でしょう。
一歩踏み出すためにも転職サービスや転職エージェントに登録することが必要です。
実際に私が5回の転職で使ってきた転職サービスや転職エージェントをご紹介します。
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管理職やグローバル人材向け国内最大級の会員制転職サイトといえば「ビズリーチ」
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職務経歴書を登録すると厳正な審査をクリアしたヘッドハンターと国内外の優良・成長企業が職務経歴書を見て直接スカウトします。
会員制サイトあるゆえに、普段あまり見かけない非公開求人やポジションも多いのも魅力の一つです。
転職活動をするなら、まず登録しておきましょう
マイナビエージェント【PR】※マイナビのプロモーションを含みます。
マイナビエージェントは業界に精通したキャリアアドバイザーから転職活動のアドバイスやノウハウを受けられる転職エージェントサービスです。
従来の求人情報を閲覧するだけの転職サイトとは異なり求職者に寄り添った転職サポートが強みです。
マイナビエージェントの強み
・業界に精通したプロフェッショナル力
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マイナビエージェントの魅力は豊富な非公開求人数にあります。
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dodaのメリット
大手転職サービスですので、求人内容や様々なサポートが充実しています。
また転職した人のエピソードや、転職ノウハウなどのコンテンツも豊富ですので、転職活動における情報収集としても活用しましょう。
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「外資で働くなら、まずヘイズに登録しろ!」
というくらいに定番の転職エージェントです。
世界33カ国と地域、256の拠点を持っているため、日本で展開する外資系企業だけでなく、海外赴任を目指す日本のビジネスパーソンにとっても要チェックの転職支援サービスになります。
転職エージェントも海外の人も多く、英語が使えることが必須となります。
英語が話せないと、エージェントとの面談も進まない場合もあるので注意しておきましょう。
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ミイダスは膨大なデータをもとに、あなたの市場価値を診断してくれる転職サービスです。
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診断はとても簡単です。
基本的には文字入力不要。ミイダスの質問に選択肢で答えるだけで想定年収と、あなたにマッチした(面談確定)企業数が表示されます。
主な質問内容は
・学歴
・直近で働いている会社名
・金属年数
・役職
・年齢、性別
・住居エリア
・現在の年収
と言った一般的なものから実際の仕事の内容について、選択肢を選ぶだけですごく細かく診断してくれます。
かなり細かいところまで質問に落とし込まれているので、質問に答えていくことで
画面上にある想定年収が変動していきます。
最終結果が表示されてから会員登録という流れになるので、その手前でやめても問題ありません。
なお、診断で選択した企業名は、会員登録した後に、「この企業には非公開になる」という仕様なので現在働いている会社にバレることもありません。
実際に質問に答えて行った結果、私の場合は、こんな結果になりました。
とりあえず、1度受けておいて損することはないのでやっておきましょう。
この年収が正しいかは置いておくとして、年収の数字感が掴めるのは転職活動において大きな参考になります。
ミイダスのメリット
・あなたの適正年収がわかる
・あなたを必要としている企業がわかる
・面談確定の企業がわかる
これだけでも、今までなんとなく給料もらって働いていて、それが高いのか、安いのか
わからなかった人にとっては大きなメリットです。
ミイダスのデメリット
役職者、役員、業界に特化した特殊スキルを持っているスペシャリスト
みたいな人はミイダスで適正年収を出すことは難しいかもしれません。
また、社長から直接ヘッドハンティングで雇用されて現在の年収は3000万円!!!
みたいな人や、あなた自身が会社経営をしていて、社長をやっている場合とか算出困難かもしれません。
その他、熱意とか、そういった数値化できないものは判別することはできません。
適正年収を知ることは重要です
とはいえ適正年収を知って
かつ、その年収であなたに対してオファーしたい!と言っている企業名まで知っておくことは転職活動において重要です。
そもそもの現在の年収が「高すぎるのか」「安すぎるのか」
あまりにも我々は無知だからです。
よってミイダスで診断を受けて、登録して
その上でそれら情報を武器として、その他の転職エージェントに登録することがおすすめです。
そうすれば失敗しない転職活動ができます。
▼ミイダスについては下記の記事で詳しく解説しています▼
転職会議|転職者のリアルなクチコミ収集ツール【PR】
転職活動において重要なこと、それは
「転職活動に使える生きたリアルな情報」
情報を入手して使いこなすことは、ビジネスにおいてももっとも重要です。
情報はネットを検索したり、実際に転職エージェントと会って話をすることで入手することもできます。
でも、それって凄く偏った情報なんですよね。
「世の中、実際に働いている人、転職活動をしている人のリアルな情報に勝るものはありません」
そこで私は転職活動にあたってリアルな生きた情報を入手する方法として
おすすめなのが「転職会議」のクチコミ情報です。
転職エージェントから引き出した情報に加えて「転職会議」の生のクチコミを組み合わせることで最強の武器になります。
転職サービス「転職会議」とは?
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まだ、本格的に転職活動をしないという人でも、まずは情報収集として活用できます。
実際のところクチコミを見るだけでも各企業の傾向を見ることもできますし、「新しい気づき」があるからです。
なお、会員登録から48時間限定で「転職会議」の企業クチコミが見放題になる仕様です。
それ以降も見たい場合は、在籍した企業のクチコミを投稿すると、最大90日間企業のクチコミが見放題となる仕組みです。
これだけはお伝えしたいのですが
「転職会議はアカウント登録しておいて絶対に損はありません」
企業に対するネガティブな意見も結構書いてありますが、ネガティブな意見、ひとつひとつをチェックしていくというよりも
「その企業に対してどのようなクチコミの傾向が多いのか」
転職を考えている会社の外からは見えない内情を推察する参考として使えるツールです。